三浦春馬さん「あと3本」でラスト……ファン悲痛「近づく本当の別れ」
東京・渋谷の宮益坂交差点にあるビッグカメラには『渋谷愛ビジョン』と呼ばれるスクリーンがある。ツイッターで“#渋谷愛メッセージ”と入れてメッセージを送ると、ピックアップしてメッセージを放映するサービスだ。
1月11日、渋谷愛ビジョンの公式ツイッターは、20年7月18日に急逝した三浦春馬さん(享年30)に多くのメッセージが寄せられていたことを報じた。
「《今頃春馬くんはきっとお空から 笑顔でうれし涙流してるしぶね 春馬くん、愛されてますジョン》とつづり、4人分の投稿写真を掲載していました。《貴方に出会えて本当によかった》《ずっと大好きです》という言葉のほか、《天外者素敵な映画をありがとう》と、三浦さんの遺作となった映画『天外者』に触れたメッセージもありましたね」(女性誌記者) 三浦さんは生前、『天外者』、『ブレイブ 群青戦記』、映画版『太陽の子』の3作品を撮影していた。20年12月に『天外者』は公開され、高い評価を得ている。
■真剣佑の原点は三浦さんだった
「『ブレイブ 群青戦記』の原作は、笠原真樹による『週刊ヤングジャンプ』(集英社)の漫画。映画の主演は新田真剣佑(24)で、戦国時代にタイムスリップしたスポーツ強豪校の生徒たちが、武将たちと戦乱の世に巻き込まれていく物語です。三浦さんは松平元康(後の徳川家康)として主人公らを導く役のようですね」(映画ライター)
映画の公開は3月12日。三浦さんの姿も掲載されたポスターが解禁されたほか、三浦さんが「連れ去られたおぬしらの仲間は、砦に囚われているようじゃ。おぬしらが先陣を務めよ!」と多くの生徒たちに指示を出したり、「仲間を救い出したい」と泣き崩れる新田に「ならばその道を進め」と優しく言葉をかける場面などが公開されている。
20年12月14日の製作報告会見で、主演の新田は三浦さんについて、
「僕が役者になるきっかけをくれたのが三浦春馬さん。今回この映画でお会いして、一緒にお芝居をできて、すごく幸せな体験をさせていただきました。僕の役者人生で忘れることのできない経験であり、宝だと思ってます。大好きな春馬さんの最高の姿が見られるのがこの映画。最高の映画を春馬さんにも届けられたと思ってます」
と、あらためて三浦さんへの思いを明かしている。
■幻のデビュー作も上映中
また、三浦さんの初主演映画だがソフト化されておらず、幻の作品となりつつあった『森の学校』が小規模ながら全国各地のTOHOシネマズでリバイバル上映されいている。1月24日には三浦さんの出身地である茨城県土浦市の『土浦セントラルシネマズ』にて、当時小学生の三浦さんの才能を見出した西垣吉春監督の舞台あいさつが予定されている。
「上映館数もそこまで多くないうえ、緊急事態宣言の中での公開になりました。映画館は休業ではなく時短営業ではありますが、以前のように気軽には行けない。できることなら、DVD化やネット配信もしてほしい、とする地方のファンも多いです。ただ、それでも上映に踏み切ってくれた関係者には感謝しかありません」(前出の映画ライター)
こうした各作品の話題が出るなか、映画版の『太陽の子』のみ、唯一具体的な続報が出ていない。「21年公開予定」とされているだけで、公開日時はいまだに発表されていないのである。
「『太陽の子』は20年8月15日、終戦記念日にスペシャルドラマとしてNHKで放送されています。第二次世界大戦下の日本で原子爆弾の開発に携わった科学者の苦悩と青春を史実をもとにフィクションとして描いた群像劇作品で、主演は柳楽優弥。三浦さんは原子物理学を志す柳楽の弟役で、肺の療養のために一時帰還してくる陸軍下士官の役でした」(前同)
■最後の映画の公開日は未定
ドラマが終戦の日である8月15日に放送されたこともあって、映画も21年の夏以降に公開されるのでは、と推測されている。
「そうなると、三浦さんのお別れの会と被る可能性が出てきますよね。20年12月24日発売の『週刊新潮』(新潮社)によると、お別れの会は当初、20年11月ごろに行う予定だったそうです。それがコロナ禍で21年7月に延期され、結果的に三浦さんの一周忌の時期に行うことになりました」(専門誌記者)
『森の学校』のリバイバル上映で、改めて小学生のころから非凡な魅力を再認識させられ、『群青戦記』でも素晴らしい姿を見せていた俳優・三浦春馬。
おそらく最後の公開作品となる『太陽の子』で、どのような姿を見せてくれるのかーー。