「やりすぎ」「冗談かと思った」ドイツが新たなコロナ規制を発表 国民からは悲鳴も (2/2ページ)
なお、FFP2マスクの着用義務が発表されるや否や、通販でFFP2マスクを購入する人が増え、購入できるサイトはあるものの次々と少なくなっていった。ドラッグストアでも売り切れているところが増え、手に入れるために苦労した人は多い。ドイツに住む30代の女性は「大手の通販では売り切れていたから、買いに出た方が早いと思い薬局まで足を運んだ。薬局にはまだ数が十分あったけど、子どもを連れてマスクのために出かけるのは大変だった」と嘆く。
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しかしながら買い占めは行われてはいないようだ。州知事が「FFP2マスクは十分にある」と発言したことで数に関する不安は消えたことと、これまで幾度となくロックダウンを経験し、トイレットペーパーなどを買い占めたものの、結局数日後には店頭に並んでいた経験を多くのドイツ国民が経ているため、買い占めることに対する執着が薄れていることがその理由だろう。SNSでは「数は十分にあるらしい」という声も広がっていて、今のところ目立った転売は行われていない。
少数ではあるが一部の国民からは「コロナを封じ込めるためにはやれることは全てやるべき。感染は抑えきれていないし、決断した州知事の勇気を称えたい」と賛成の声も挙がっている。
現場では戸惑いや怒りの声が飛び交っている。FFP2マスク着用義務の効果は見られるのだろうか。その結果によっては世論が変わってくる可能性もあるだろう。