宮崎謙介〈政界“魑魅魍魎”ウォッチ〉「現職議員が『コロナの指定を外せ』」 (2/2ページ)
慎重に指定から外さないといけませんが、実はコロナ患者用の病床数は、日本の病院の全病床のわずか1.8%にすぎないんです。
ここ1年近く、国民みんなが手洗いやうがいを励行しているので風邪をひかなくなり、一昨年に22万人強も存在したインフルエンザ患者は、昨年は約400人だったそうです。インフルエンザと風邪以外のウイルス性の疾病は激減して、飲食店だけでなく、半分以上の病院が経営難に陥って赤字です。
菅総理、この判断は政局に影響ありませんか。1月4日の年頭会見は、僕は外出先で配信チャンネルで見たのですが、リアルタイム字幕が気になって気になって‥‥。「こうした危機的状況」が「美味しそうな危機的状況」に自動変換され、「こうした政策」は「恋した政策」といった具合に。まるで菅総理の内心があらわになったような誤字脱字に、不謹慎ながらも笑っちゃいました。そして菅総理も会見中、とある一場面で‥‥そう、総裁選のことを記者から質問されて、思いっ切り破顔しましたね。
ということは、政局には問題なし? 今回の宣言、長期政権を目指すための「美味しい」アピールなのでしょうか。
宮崎謙介(みやざき・けんすけ):1981年生まれ、東京出身。早稲田大学を卒業後、日本生命などを経て、12年に衆議院議員に。16年に辞職し、経営コンサルタントや「サンデー・ジャポン」(TBS系)などに出演。「バラいろダンディ」(TOKYO MX)ではレギュラーMCを務める。