引退した警察犬がハンドラーとの再会に全身で喜びを表す。嬉し涙も?

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引退した警察犬がハンドラーとの再会に全身で喜びを表す。嬉し涙も?
引退した警察犬がハンドラーとの再会に全身で喜びを表す。嬉し涙も?

警察犬がハンドラーと感動の再会 / BWBD/Douyin

 中国のTikTok版『Douyin』で、引退した警察犬がハンドラーだった警察官に久しぶりに再会した時の動画が警察によりシェアされた。

 その中には、目に涙のようなものを浮かべて体全体で再会の喜びを表現するジャーマン・シェパードの姿があり、多くのユーザーを感動させたようだ。『Daily Star』などが伝えている。

Former Police Dog 'Cries' After Reuniting With Handler She Hasn't Seen For Years

・引退した警察犬がハンドラーとサプライズの再会

 TikTokの中国版『Douyin』で、河南省にある淅川県警察がシェアした1本の動画が、中国のネットユーザーの間で注目を浴びている。

 去年12月、同警察の警察官は引退した元警察犬のジャーマン・シェパードの王王(ワンワン 8歳)にサプライズ訪問を行った。

 ちょうどこの日、王王が住んでいる家の近くをパトロール中だったからだ。

 王王は、もちろんハンドラーの警官を覚えていた。遠目からでも彼の姿が確認できると、全身で喜びを露わにし、走り寄ってきた。

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image credit:BWBD/Douyin

・王王の目に涙が?

 ハンドラーに駆け寄った王王は、地面に寝転んでお腹を見せたり、ハンドラーの足元に擦り寄ったりして、とても嬉しそうだ。

 そして王王の目は、まるで涙がこぼれたかのように濡れている。

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image credit:BWBD/Douyin

 この動画を見た多くのユーザーらからは、「王王がハンドラーに会えた嬉しさから喜びのあまり嬉し涙を流したのでは」「犬の忠実な姿に感動した」という声が寄せられた。

 また、動画には「王王の毛は白くなっているが、とても元気そうだ。いつも別れは辛い」というキャプションが添えられたあったという。

 河南省の保安検査場で、探知犬として任務に従事してきた王王は、2019年6月に警察犬を引退。その後は、ある一家に引き取られ、ハンドラーとは離れ離れになっていた。

 この理由について、淅川県警察はこのように述べている。

通常、警察犬は訓練センターで十分な世話を受けます。引退後は、養子縁組され新たな飼い主のもとへ引き取られていきます。ハンドラーと王王が一緒にいられなかったのは、単に時間の制約によるものであり、警官は引退した犬と時間を共有するには多忙過ぎるのです。

 引退後は、パートナーとして何年も過ごしてきたハンドラーとあまり会うこともなくなり、王王は、寂しい思いをしていたのかもしれない。

 だが、現在の永遠の家ではとても大切にされており、幸せに余生を過ごしているようだと警察側は話している。
 
written by Scarlet / edited by parumo
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