4年半にわたり顧客のアカウントをハッキングし、夜の営みを盗み見ていたホームセキュリティ会社職員が逮捕(アメリカ)

カラパイア

4年半にわたり顧客のアカウントをハッキングし、夜の営みを盗み見ていたホームセキュリティ会社職員が逮捕(アメリカ)
4年半にわたり顧客のアカウントをハッキングし、夜の営みを盗み見ていたホームセキュリティ会社職員が逮捕(アメリカ)

ホームセキュリティー会社職員が夜の営みを盗み見 /pixabay

 アメリカのホームセキュリティ会社に属する技術職員が、雇用の立場を利用して4年半にわたり顧客のアカウントをハッキングし、リモート操作でプライバシーを侵害していたとして逮捕・起訴され、このほど裁判にて有罪判決が下された。

 元職員の男は、約200人の顧客の性行為を盗み見ていた行為を認めており、最大懲役5年の刑に直面しているという。『justice.gov』などが伝えている。
・顧客のアカウントをハックし、セキュリティカメラに侵入

 テキサス州にあるホームセキュリティ会社『ADT Pulse』で、技術職員として働いていたテレスフォロ・アヴィレス(35歳)は、過去4年半にわたって、約200人の顧客のアカウントをハッキングしていた「コンピュータ詐欺」の罪で、去年に逮捕・起訴された。

 アヴィレスは、どの家に魅力的な女性がいるか記録し、ホームセキュリティカメラにリンクした顧客のアカウントに、自身のメールアドレスを追加するだけという非常に簡単な手口でハッキングし、自分の性的満足のために顧客の性行為の映像を盗み見るなど、プライバシーの侵害を続けていたという。

 顧客の1人が、ADT Pulseアカウント名義で疑わしい電子メールを受け取ったのを同社に報告したことがきっかけとなり、アヴィレスの犯行が発覚した。

 アヴィレスは、ダラス地域を中心とした220人もの被害者アカウントに、9600回もアクセスを繰り返していたことを認めた。

 顧客が知らない間に勝手に自分のメールアドレスを追加していただけでなく、アヴィレスは時に「システムを“テスト”するために、一時的に自分のメールアドレスを追加する必要がある」と主張して顧客のアカウントにログインしていたようだ。

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joffi/pixabay

・最大懲役5年の刑に直面

 ADT社は、2020年4月にこの件を公にし、同社サイトでもこれを認めている。

 今年1月21日、アヴィレスの裁判が行われたが、罪を認めたアヴィレスに有罪判決が下された。

 米連邦検事代理プラレク・シャー氏は、次のように述べている。

被告は、顧客の家の保護を任されていたにもかかわらず、雇用の立場を利用して、多数の顧客のプライバシーを不法に侵害し、最もプライベートな空間にも侵入した。信頼への裏切り行為に対しては厳しく責任を負わせるべきだ。

 また、アヴィレスの捜査にあたったFBIダラスのマシュー・J・デサルノ特別捜査官は、このように助言している。

こうしたサイバー犯罪は、企業だけでなく一般の人々にも影響を及ぼします。許可されたユーザーを確認し、定期的にパスワードを変更して、より衛生的にデバイスを使用することをお勧めします。

 なお、有罪となったアヴィレスには、最大5年の懲役刑が科せられる可能性があるという。

written by Scarlet / edited by parumo
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