宇垣美里も熱唱!コロナ時ヒット曲『うっせぇわ』の異様「クソだりぃ」魅力
まさに魔曲というべきかーー。恐ろしい勢いで世間に浸透している楽曲がある。
1月26日放送のライムスター宇多丸(51)と、パートナー宇垣美里アナ(29)によるラジオ『アフター6ジャンクション』(TBS系)に、アニメソング評論家で音楽プロデューサーの冨田明宏氏が出演して「今年ブレイクしそうなネット発のアーティスト・クリエイター」としてAdo(18)の名前を挙げた。
そのAdoが歌う『うっせぇわ』という楽曲が、現在、大変なことになっているという。
「冨田氏は、Clarisや内田真礼(31)といったアニソンアーティストの音楽プロデュースを手がけたり、『リスアニ!』など多くの音楽雑誌で連載を持っているアニメ業界では有名な人物。冨田氏は昨年はYOASOBIの名を出して“孤独感に寄り添うような音楽がブレイクする傾向にある”としていましたが、昨年後半から今年にかけて“抑圧から解放されたい、フラストレーションを爆発させたい”という楽曲がネットでは増えている、と指摘して、Adoの『うっせぇわ』を挙げたんです」(レコード会社関係者)
■宇垣アナもお気に入り
Adoは、まだ高校2年生の女子高生シンガー。『うっせぇわ』は、20年10月23日にリリースされた、メジャーデビュー1作目の配信限定シングルである。リリース同日に公式YouTubeに投稿された『うっせぇわ』のMVは、1月26日現在で4390万再生を記録しており、20年12月10日付のSpotifyバイラルチャート「バイラルトップ50(日本)」では1位を記録している。
Adoは1月20日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)で地上波初出演を果たしているが、仮面をつけており顔出しはしていない。現状は完全に歌だけで勝負している形だ。
『報ステ』でのインタビューによると、歌の原動力は「幼少期からのコンプレックス」「自信がある物が音楽だった。唯一」「ネガティブなものを持ちつつも、光を、救いを求めて必死に葛藤しながら頑張るのを軸に置いている」だという。
「宇垣アナや宇多丸も『うっせぇわ』を知っていました。宇垣アナは“めっちゃ頭バンバン振りながら聞いてます”としていたほか、冨山氏いわく、知り合いの小中学生たちは、“家とか学校で歌いだして大変なことになっている”としていました(笑)。このコロナ禍で思うままにならない子供たちは、これを歌ってスッキリしたいのかもしれません。歌詞そのものは、新社会人の怒りを代弁したような一面もありますけどね」(音楽ライター)
■若い社会人にも響く歌詞
確かに、歌詞には
《最新の流行は当然の把握 経済の動向も通勤時チェック純情な精神で入社にワーク 社会人じゃ当然のルールです》
《酒が空いたグラスあれば直ぐに注ぎなさい 皆がつまみ易いように串外しなさい 会計や注文は先陣切る 不文律最低限のマナーです》
というフレーズもある。だからこそ、子どもだけでなく抑圧された人々にも歌詞が響くのかもしれない。
「コロナ禍で溜まりに溜まったストレスをすべて爆発させるような、大人や社会への不平不満をぶつけた歌詞と、Adoの力強い驚異的な歌唱力。そしてもちろん、楽曲自体の力も大きい。ボカロPのsyudouが制作していますが、冨田氏は“今年大注目のサウンドクリエイター”としています。今後も、2人のコンビで名曲が誕生するのではないでしょうか」(前出の音楽ライター)
YouTubeで「うっせぇわ」を検索すると、数多くの「歌ってみた動画」が溢れている。
有名どころでは1月22日に、あのガチャピンが、公式YouTubeチャンネル『ガチャピンちゃんねる』に『うっせぇわ 歌ってみた』を投稿している。
「ちなみに、ネットでは“『好きな曲ある?』、『その曲のタイトル何?』”という質問に“『うっせぇわ』”とだけ答えてケンカになりかける、というあるあるが報告されています。誰かにオススメするときは、ちゃんと曲のタイトルだと説明したほうがいいかもしれませんね」(前同)
令和を迎え、新たな歌姫が続々と登場するかもしれない。