また、禁止命令等を経ずにそのまま処罰される場合には、１年以下の懲役または１００万円以下の罰金となる。

「それほどのリスクを冒しても、タレントに近づきたいということでしょう。ただ、そうなるともはやファンではないですよね……。

　大倉も“普通の人に戻るほうがよっぽど楽”と漏らしていますが、プライベートの時間も心休まらないというのは相当なストレスでしょうからね」（前出の芸能記者）

　過去には悪質なファンが被害者になる、というケースもあった。

　３ｒｄシングル『Ｇｒａｎｄｅｕｒ』がミリオン目前と絶好調のＳｎｏｗ Ｍａｎだが、グループのリーダー・岩本照（２７）は、過去に“ヤラカシ”ファンに暴行をはたらいたことが報じられている。

「“ヤラカシ”とはアイドルの自宅や滞在先を突き止めて張り込んだり、尾行したりする、ストーカー行為やプライバシー侵害のような迷惑行為をするファンを指します。

　岩本は２０１３年１１月、ＪＲ池袋駅のホームで２０代の女性ファンと口論になり、暴力を振るったと、２０１４年４月の『週刊文春』（文藝春秋）が報じています」（前出の女性誌記者）

■昨年３月には未成年との飲酒で謹慎処分

　被害者の女性は稽古場から出てきた岩本につきまとい、我慢の限界を超えた岩本が暴行をはたらき、女性は右眼窩と内壁を骨折する重傷を負ってしまったという。

「『週刊文春』に掲載された被害者の写真は目が腫れ上がる悲惨なものでした。しかし、被害者は岩本をかばって誰に暴力を振るわれたかは言わず、警察にも通報しなかったそうです。ところが、被害者の母親がジャニーズ事務所に連絡を入れたことで事件が発覚。ジャニーズ事務所との間で示談が成立して刑事事件になることはなかったといいます。

　岩本は、２０２０年３月の『ＦＲＩＤＡＹ』（講談社）で、過去にラブホテルで未成年と飲み会を行っていたと報じられ、芸能活動を休止しています。ただ、現在は暴行や未成年飲酒の過去を大いに反省し、リーダーとして快進撃を続けるＳｎｏｗ Ｍａｎを引っ張っていってくれていますよね」（前出の女性誌記者）

　表舞台では華麗なパフォーマンスを魅せてくれるジャニーズタレントだが、プライベートの悩みは多いのかもしれない。