300の薬効と栄養素で注目、「奇跡の木」と呼ばれるスーパーフードとは? (3/3ページ)
GABAとは、玄米や味噌などに含まれるアミノ酸の一種で、人間の体内では主に脳に存在している。これがストレスを感じた時に放出されるホルモン、交感神経を抑制して血管を収縮させるノルアドレナリンの分泌を抑え、血管の収縮を抑制する作用があるのです」(医療ジャーナリスト)
すなわち、GABAにはリラックスした時に脳から発せられるアルファ波を増加させる働きがあり、ストレスを緩和させるというわけだ。だから無理なく血圧を下げられる。
ちなみに、モリンガの葉には、他にはちょっと類を見ないほどの栄養素も高い含有量で見つかった。ざっと挙げるだけでも、食物繊維はバナナを大幅に上回り、ビタミンB2は小松菜を、カルシウムは牛乳を、鉄分はワカメを、ビタミンB1は豆乳を凌駕‥‥といったように、栄養素たっぷりといわれる一般食品それぞれと比較しても破格なのだ。
「モリンガの青葉は、粉末状に加工したものが流通しているので、お湯や水で溶かすなどして飲めばいい。お茶や青汁のようなものです。モリンガの風味はヨモギに近く、味は香ばしいコーン茶に似ていますね」(自然食研究家)
300の薬効、あるいは栄養素の豊富さに目をつけて、国連世界食糧計画では途上国の飢餓対策として、モリンガの植林を推奨しているほど。「世界のスーパーフード」と呼ばれるゆえんである。
※「週刊アサヒ芸能」2月4日号より