「週刊女性」で、父親である貴乃花のモラハラぶりを告発した靴職人兼タレントの花田優一。「夕食を母親に投げつける」「1時間半もかわいがり（暴力行為）があった」など、父親から一方的なハラスメントを受けたことを話したことで、これまで好感度がイマイチだった優一に世間から少なからず同情の声が寄せられたとか。

　ところが、この告発に貴乃花からは「事実無根」という反応があり、父子の対立がまたまた炎上状態に。3日に放送された「バイキングMORE」（フジテレビ系）は、この争いを検証。でもこれが「まるで大喜利」と視聴者から思わぬ反応が。

「番組ではボードを使って優一さんの告発内容を順に紹介。確かに全てが事実ならかなりのモラハラだと感じさせる内容でした。とはいえ、このファミリーは色眼鏡で見られている部分がかなりありますから、すべてを素直に受け入れづらいのは確か。その証拠に、ボード上で優一さんの告発コメントが紹介される際、横に貼ってある優一さんのインスタ写真に『うわキモい』『もろナルシスト』なんて、話題とは関係ないコメントがSNSに投稿されていました。スタジオのコメンテーターも真に受けづらいという反応は同じで、元週刊文春の記者の中村竜太郎氏は貴乃花側の取材をしていた経緯から、優一さんの告発の一部を『ウソ』だと言ってしまってMCの坂上忍さんを困らせるなど、もうてんやわんや。特におぎやはぎに至っては言いたい放題でした」（女性誌ライター）

　おぎやはぎの2人は優一の弁が立つことを認めながら、むしろそれが仇となってることをほのめかし、矢作兼は「（話を）盛るクセがある」とバッサリ。これがスタジオで笑いを誘うと、今度は小木博明が「靴作らずに歌うたって」「芸能界で信用がいちばん下でしょ」とトドメの連発。小木は今回の告発で優一が信用を回復するチャンスと伝えたかったようだが、あにはからんや、その前にスタジオは大爆笑に。

「優一さんがいかに芸能界で信用されていないかがわかるやり取りでしたが、視聴者からも『小木オモロイ』『告発が台無しw』との感想が漏れ、お笑い番組を見たかのような反応でした。事実、検証の最後に話題となった『バイク盗難問題』も優一さんの言い分がおかしいというのがスタジオの一致した見解でしたから、優一さんも立場がないですね」（前出・女性誌ライター）

　バイク問題とは、優一が貴乃花のハーレーダビッドソンを関係者にOKをもらって独立資金用に売却、後日、貴乃花がそれを知らずに盗難届を出したが、優一が説明したら納得してくれたという話。でも、坂上忍をはじめ、カンニング竹山もおぎやはぎも「父親の1000万円以上もするバイクを関係者だけの了承で売却するわけがない」と一刀両断だ。

　母親の河野景子はこの告発騒動に「静かに見守ってほしい」と訴えたけれど、スタジオの面々は「全然静かにしてないですけどね」とまたまた爆笑。とにかく、スタジオ内は最後までモラハラ告発をお笑いネタにして盛り上がっていたのだった。

（小机かをる）