大豆料理は動物殺生を禁じられた僧侶のタンパク源として発展してきた (2/2ページ)
穢らわしく、そんな事で楽しみ人がいるのか、と思われるかもしれない。だが、美味しさに舌鼓する事も含まれる。
お釈迦様は、万物を平等としており、人間だけが他の生き物を殺して楽しむという事を罪としている。その教えから、仏教では肉食を疎まれている。でも、やはり肉は美味しいし、恋しくなるだろうなぁ。そんな時に大豆が役立ったのかもしれない。
■高野豆腐 がんもどき
高野山で小僧さんが、寒い冬の夜に豆腐を外に落としてしまい、翌朝にその豆腐を見たら凍っており、試しに食べてみたところ思いの外美味しかった、という話が残っている。
がんもどきは江戸時代より現代も愛されている食べ物であり、精進料理の一つとしても重宝されている。名前の由来は味が雁の肉に似ているというところから、雁の肉もどき、「がんもどき」になったとか。
■精進料理に欠かせない大豆料理
精進料理に置いて欠かす事のできない大豆は、いつの時代も料理に工夫を凝らしていたのであろう。レパートリーは豆腐、おからから湯葉、豆乳と数知れず。現代では大豆ミートとしてまたクローズアップされつつあり、常に発展しており、これはこれからも続いていくように思われる。