キスマイ玉森裕太「俺、彼氏なんで」断言に酔う!上白石萌音との『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』 (2/3ページ)

日刊大衆

俺の一番を二番にするとか、ありえないから」

 キッパリと言いきって、手を取って逃げるように走り出すとか、もうベタなんだけどやっぱりときめいてしまう。いつもピンチの時にそばにいて助けてくれるって、ありえないけれどありえるのが潤之介なのだ。神出鬼没なカメラマンってやっぱりずるいなと思う。

■全ての仕事には意味があり、雑用こそ大事な仕事だ

 発売になった雑誌の奥付に、自分の名前が掲載されているのを見てうれしく思う奈未は、雑誌を作っているという本業には程遠いと痛感しつつ、おしゃれをすることに目覚めてきたようだ。普段からヒールを履くようになり、バッグも斜め掛けから肩掛けの革製になった。小さな変化だけれど、ファッション雑誌の仕事をしていることで興味を持ち始めてきているのがいい。ただし、仕事はまだ経験が浅く、次号の特集予告を『ネタバレだ』と騒ぎ立てたり、準備が難しくなった撮影商品の報告をすべきかの判断を勝手にしたり。大事故にもなり兼ねないことを予測するのも、ある意味経験がないと出来ないことではあるが、なにかとヒヤヒヤさせてくれる。

 今回、奈未の上司である麗子(菜々緒・32)の10年前が描かれていたが、仕事をしている麗子の表情は集中していた。ファッション業界のトップと共に仕事をし、目の前で生み出されるクリエイティブで大胆な演出に感動していた。そして現在、雑誌の編集長という立場でまた一緒に仕事をすることになり、当時の感動や経験が生かされたのだ。ひとつの作品でありアートとなって自分の雑誌に掲載されることになるって素晴らしい。麗子の背景を見ると、奈未に対する厳しさは、意地悪ではなくちゃんと意味のある作業なのだ。雑用こそ大事だということがよくわかるシーンだった。

 そんな麗子は、父親と上手くいっていない様子だ。潤之介が母親とのランチで漏らしていたことだが、潤之介の将来にも関わる重要なことでもあるので、過去に何があったのか気になるところだ。

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