『VS嵐』『元気が出るテレビ』…みんなが「もう一度見たい」テレビ番組トップは?
嵐の2020年末活動休止にともない、12年続いた『VS嵐』(フジテレビ系)と10年続いた『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)が終了した。嵐の番組が終わったのもショックだが、今春には、情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)や、『火曜サプライズ』『メレンゲの気持ち』(ともに日本テレビ系)、『噂の!東京マガジン』『爆報!THEフライデー』(TBS系)など、多くの長寿番組が終わる予定だ。時代の移り変わりといえばそれまでだが、少し寂しい気もする。そこで今回、10~50代の男女300人に過去に放送されていた番組の中から「復活してほしいテレビ番組」を聞いてみた。
第3位は、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)と『風雲!たけし城』(TBS系)と、ビートたけしの人気番組が同率でランクイン。
『元気が出るテレビ!!』は1985年から1996年まで放送されたバラエティ番組。松方弘樹、高田純次、木内みどり、野口五郎など、それまではバラエティに出なかった俳優や歌手がレギュラー出演したのも当時は斬新だった。また芸能人だけではなく一般人を主役にするドキュメントバラエティの元祖で、「高校生ダンス甲子園」「お笑い甲子園」などのヒット企画が盛りだくさん。「ヘビメタシリーズで」X JAPAN(当時はX)が注目を集めたり、岡田准一は同番組の「ジャニーズ予備校」を経てジャニーズに入所、V6に加入した。
■今では考えられない大がかりな仕掛けも魅力
この番組には、「とにかく派手な演出、テリー伊藤がすごい時代だった」(59歳/男性/会社経営・役員)、「往年のスターが何も考えずにハジけていた」(50歳/女性/コンサルタント)、「ちょっと下品だけど、自然と笑顔がでるような面白い企画が良かった」(41歳/男性/学生・フリーター)、「バカバカしいのに面白い。くだらなくて家族で笑いながら見ていた」(42歳/女性/総務・人事・事務)、「兵藤ゆきさんが好きだった。毎週楽しみにしてたので懐かしい」(46歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)など、ミドル世代以上からの声が多かった。
『風雲!たけし城』は、1986年から1989年まで続いた、視聴者参加型のアトラクションバラエティ番組。ビートたけしが城主での「たけし城」を落とすため、毎回約100名の一般応募者からなる攻撃軍を谷隼人隊長が率いて、仕掛けられた数々の難関を攻略。谷以外にも石倉三郎やたけし軍団の面々、稲川淳二、城みちる、その他旬の芸能人が多数出演していた。
この番組を選んだ人からは、「素人さんとたけし軍団の対決が面白かった」(43歳/女性/主婦)、「いんなステージがあるのが好きでした。ハチャメチャな戦いが来る広げられるところも面白かった」(41歳/女性)、「バカらしくて面白い。お腹を抱えて笑える番組だった」(39歳/男性/営業・販売)、「破天荒で大がかりな仕掛けがすごかった。毎回ワクワクしながら見ていた」(42歳/男性/研究・開発)など、さまざまなコメントが上がっていた。
■岡村隆史が輝いていたバラエティ
第2位は、『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)。
『めちゃイケ』は、1996年から2018年まで放送されたバラエティ番組。ナインティナイン、よゐこ、極楽とんぼ、オアシズ、雛形あきこ、鈴木紗理奈、武田真治らの他、後期にはジャルジャル、たんぽぽなども参加。加藤浩次がアイドルなどでもかまわず投げ飛ばす破天荒な企画「爆裂お父さん」をはじめ、「フジTV警察24時」「ヨモギダ少年愚連隊」「抜き打ちテスト」などのヒット企画や、岡村隆史が当時SMAPのメンバーだった中居正広と行っていた旅企画なども話題となった。
この番組を選んだ人からは「始まった頃から最終回までほとんど見ていた。何度となく大笑いさせられた希少な番組で、元気がないときや、落ち込んでいるときも、楽しめた。土曜日の夜といえば『めちゃイケ』で、“土曜日の夜になればめちゃイケが見られる”と楽しみにしていた。めちゃイケメンバーに何度も心を救われた」(34歳/女性/主婦)、「すべて面白かった。企画がとにかく良かったと思う」(26歳/女性/総務・人事・事務)、「昔は毎週絶対見ている番組だった。岡村さんが輝いていた」(34歳/女性/主婦)という理由や、「数取り団が面白かった」「オファーシリーズが好きだった」「中居くんとの日本一周が楽しかった」など、具体的な企画名を挙げる人も多かった。
■第1位はお昼の定番人気番組
そして第1位は、『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ系)だった。
『いいとも』は1982年から2014年まで、毎週平日昼に生放送されていたバラエティ番組。タモリが司会を務める番組のなかでは同じく1982年スタートの『タモリ俱楽部』(テレビ朝日系)に次ぐ、31年半の超長寿番組だった。単独司会者による生放送の長寿番組として、2003年版のギネス世界記録に認定されている。ウッチャンナンチャン、ダウンタウン、とんねるず、ナインティナイン、ネプチューン、爆笑問題、さまぁ~ず、バナナマン他、そうそうたる芸人たちや、SMAPの中居正広と草なぎ剛、香取慎吾など大勢の歴代豪華レギュラー陣、「テレフォンショッキング」にも日替わりで人気芸能人たちが出演した。
日本のお昼の定番だった『いいとも』を選んだ人からは、「生放送ならではの緊張感、放送事故も面白かった」(23歳/女性/学生・フリーター)、「金曜日のタモリさんとさんまさんのトークがすっごくおもしろかった」(52歳/女性/主婦)、「毎回いろいろな芸能人の人が来て、いつも違う話が聞けて楽しかった」(43歳/女性/主婦)、「テレフォンショッキングだけでなく、いろいろなコーナーが面白かった。お昼から楽しい気分になれた」(27歳/男性/学生・フリーター)、「タモリさんが好きだから.曜日ごとの楽しさがあった番組」(52歳/女性)、「毎日お昼に息抜きで見ていた。タモリさんの司会が素晴らしかった」(38歳/女性/営業・販売)、「友達の輪が良かった。ゲストも豪華だった」(24歳/男性/総務・人事・事務)、「最終回の大御所たちの共演がすごかった」(24歳/男性/出版・マスコミ関係)、「全体的にゆるい感じが好きだった。お昼休みに見るのが日課だった」(22歳/女性/学生・フリーター)など、復活を望む声が続いた。
日本のテレビ史を代表するようなバラエティ番組が上位を占めた今回のランキング。ちなみに次点には「はやりの歌を聞くのが楽しみだった」「アーティストの豪華な衣装やセットが好きだった」「久米宏と黒柳徹子の司会が大好きだった。もう一度見たい」といった理由で、『ザ・ベストテン』(TBS系)が選ばれていた。他に、『ダウンタウンのごっつええ感じ』『とんねるずのみなさんのおかげでした』(ともにフジテレビ系)、『進め!電波少年』(日本テレビ系)、嵐のやっていた『VS嵐』(フジテレビ系)、『ひみつの嵐ちゃん』(TBS系)、『嵐の宿題くん』(日本テレビ系)なども票を集めていた。