役所広司『すばらしき世界』舞台あいさつで語った差別と偏見のない世界 (2/2ページ)

まいじつ

自分で制御できないくらい感動して、コントロールできないところで憑依し、津乃田が大きくなっていった。自分と役がシンクロしていることが分かり、いままでない経験でした」と興奮ながらにコメント。

そして六角は、「役所さんはニュートラルに役に入られ、全体を通してみるとこんなにいい芝居をしていたとしみじみ感じられる。僕にはわからない、素晴らしすぎて勉強にならない俳優さんです」と語った。

最後に、自身にとっての「すばらしき世界」について役所は、「戦争とか紛争、二酸化炭素や差別とか偏見が無くなり、世界中の子供たちが夢を見られる世界。オリンピックなどスポーツを通して、世界中の人間が熱狂している姿に『世界って素晴らしい!』と思います」と持論を語り、イベントを締めくくった。

『すばらしき世界』は、主人公・三上が良い面と悪い面の両方を見せることで、より〝人間らしさ〟を感じられる作品となっている。作品を盛り上げる役所の名演に注目したい。

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