「年収400万」の人が住める家賃 (1/2ページ)
今回のお悩み「年収400万ならいくらの家賃が妥当?」
在宅ワークになったこともあり、もう少し広い家に引っ越したいと考えています。とはいえ、それによって固定費が増えるのも心配……。できれば10万円以上の家に引っ越したいのですが、年収400万円の私の場合、いくらの家賃が妥当なのでしょうか?
■年収400万円の場合、家賃は6万8000円以内が理想
家賃は、手取り月収の3割に収めるのが理想的だと思います。
ということは、年収が400万円の場合は手取りがおよそ320万円になるので、家賃は6万8000円程度に抑えるのが妥当だといえます(※年収にはボーナス2カ月分が含まれることも加味して、320万÷14カ月×3で計算)。
この「3割以内」という数字は、貯金などの余裕を持って生活する上での理想。住むところへのこだわりが強いようであれば、支出の優先順位付けをし、食費や他の部分で削っていくのがおすすめです。
■在宅ワークが続くようなら駅からの距離で家賃を抑えて
新型コロナウイルス感染症の影響で、働き方や働く場所がガラリと変わりましたよね。
もし、この先も在宅ワークが基本になるのであれば、駅近である必要はないので、駅からの距離を少し広げて部屋探しをしてもいいでしょう。おそらく、同じ条件で家賃を抑えられるはずです。
コロナ禍で、海の見える場所の物件を内見する方が増えているそう。やはり価値観も変化し、多くの方の住まいへの条件や理想が変わってきているのではないでしょうか。
■条件の優先付けと交渉で家賃の節約を
家賃が決まるポイントは、立地・間取り・築年数・設備など。
これらの条件が整えば整うほど家賃も比例して高くなっていくので、自分の譲れない条件をきちんと持っておくのがおすすめです。
「自分が住まいにおいて何を大切にしたいのか」を洗い出した上で部屋選びをすることで、家賃を上手に抑えられるはずですよ。