ノア武藤敬司だけじゃない!DDT秋山準は選手兼ヘッドコーチに就任! (1/2ページ)
サイバーエージェント傘下サイバーファイトのDDTプロレスは、秋山準がヘッドコーチに就任したことをアナウンスした。
渋谷区のサイバーエージェント本社で15日に開いた神奈川・カルッツかわさき大会の一夜明け会見で明かした。川崎大会で、KO-D無差別級王座を奪取した秋山は同日付で入団を発表している。
秋山は「コロナ禍のなかで、最前線で頑張っていた遠藤(哲哉)選手からベルトを獲れて。だいぶキャリアも年も違うけど、素直にうれしかったですね。これから僕にできることを選手の先頭に立って、やっていかないといけないなと思っています」と激闘から一夜明けた心境を語っている。
ヘッドコーチ就任について、高木社長は「もともと秋山選手にはゲストコーチとしての部分で、練習面もサポートしていただいてはいたんですが、正式入団していただいたからには…。そもそもゲストコーチとして就任するようになった経緯は、秋山選手がTwitterで『秋山準の1から10まで教えたらどんな選手が生まれるんだろう?』っていう言葉にすごく興味を持って。DDTの選手にも秋山さんの1から10まで教えていただきたいというお願いから始まったことでありました」と経緯を説明。
「正式入団していただいたからには、そこの部分もそうなんですけど、古くはジャイアント馬場さんや三沢光晴さんの近くにいて、いろんなスタイルのレスリングや、リング以外の作法なんかも間近で見ていらっしゃったんじゃないかなと思っております。そういった部分の人材育成ということも含めまして、ゲストからさらに一歩踏み込んだ形でヘッドコーチとして、DDTにいろんなことを教えていただきたいと思いまして、就任していただくことになりました」と述べた。
オファーを受諾した秋山は「DDTにはDDTの歴史とかスタイルがあると思うんで。現在いる選手をガラッと変えるつもりはなく、いい色は残しておきながら、僕の持ってるものを注ぎ込めればと思ってます。技術というよりは、どちらかというと気持ちの部分であったり、そっちの方が大きいのかなという感じもしています」とする。
「ただ一人ぐらい、完全に一から教えたいなという気持ちもあります。