お取り寄せグルメで思わぬトラブルも!? ネット通販に潜む食品添加物のリスク (2/2ページ)
また、通販サイトで常に上位をキープする洋菓子には、マーガリン(植物油)が使用されていますが、マーガリンにはトランス脂肪酸が含まれていて、過剰に摂取すると心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まるとも言われています」(前出・ジャーナリスト)
トランス脂肪酸は、揚げ物や菓子パン、ケーキ、チョコ、スナック菓子のほか、アイスクリームや手巻き寿司のネギトロなどにも含まれているケースもあるが、パッケージの食品表示には「マーガリン」ではなく、ショートニング、ファットスプレッドといった呼称が使われることが多いという。
なかには海外では使用が禁止されている食品添加物も目にする。それがドレッシングやパスタソースなどに含まれている抗菌性たんぱく質の「ナイシン」だ。
「ナイシンの成分は抗生物質のため、過剰摂取し続けると、腸内細菌を一掃して“耐性菌”が生じる危険が指摘されています。そのため例外的に乳製品の保存料として使用されている国はあるものの、多くの国でその使用が禁止となっています。ところが日本では食肉製品をはじめ、パスタソース、ドレッシング、洋菓子などさまざまな食品に保存料として使われているのが現状。厚労省としては、ごく微量なら問題ないという判断なのでしょうが、世界基準に照らせば日本は“オーガニック後進国”とも言えるかもしれません」(前出・ジャーナリスト)
コロナ禍のいまだからこそ、「食と安全」について考え直すべきかもしれない。
(灯倫太郎)
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