「違約金200万円を払え」高齢者から大金をだまし取る劇場型ワクチン詐欺の実態 (2/2ページ)
途中でキャンセルしようものなら『違約金が200万円発生しました』とか、弁護士役や警察役が出てきて『あなたの犯した契約不履行は法律に触れます。逮捕されて刑務所にいくことになります』などと言って大金をだまし取るのです。これは劇場型の特殊詐欺そのもので、かつては社債や未公開株の詐欺グループなどに見られた手口です」(前出・捜査関係者)
特殊詐欺グループは世間の関心事や話題に便乗をしてシナリオを書き、罠を仕掛けてくる。そこで使われる“名簿”にはかつて詐欺の被害に遭った人たちが多く名を連ねているという。
「コロナワクチン詐欺は今からが本番になる。知らない番号から電話がかかってきて『コロナワクチン』、『金』というキーワードが出てきたらすぐに電話を切るか、固定電話機ならば常時、留守番電話にしておいた方がトラブルに巻き込まれるリスクは少ない」(捜査関係者)
コロナワクチンの供給不足はいろいろな詐欺を生み出す。ワクチン供給のスピードを早めるとともに、ワクチン詐欺の防止策も重要課題になりつつあるようだ。
(月見文哉)