哀川翔 12年ぶりに映画「デコトラ」復活の理由 (2/2ページ)
哀川 やっぱりデコトラファンって意外と多くて、「もうやらないんですか」って言われたりするんですよ。今回のイベントシーンでも小雨が降る中、みんな集まって、盛り上がってくれて。
テリー あ、アレ、みんなファンの方なんですね。
哀川 そうなんですよ。それに最初に立ち上げた時(1作目の公開は03年)の思いもありますからね。やっぱり自分らにとって「トラック野郎」って、すごく衝撃的でしたから。それをまた12年ぶりにやろうって、みんなの心意気がうれしくなり、だったらやろうかなと。でも、最初聞いた時は12年も経ってると思ってなかったんですよ。「え、12年? 俺40代?」みたいな。
テリー 哀川さん、全然変わらないからね。
哀川 いや、変わってますよ、そりゃ。
テリー いや、変わってないよ。だってチンピラみたいなジャージが、ずっと似合うじゃん。あんなの普通似合わないですよ。
哀川 そうですかね。俺もね、最近リーゼントやってなかったんですけど、今回やってみたら、意外とできちゃって。あれ全部、自分でセットするんですけど、できちゃってるんだよね。
テリー でしょう。鏡見て、「あれ、昔と変わんねえな」って思わなかった?
哀川 いや、昔とは変わってますよ。でも、セットする時間はあんまり変わんないし、「とりあえずハマってるな」みたいな。
テリー だから、そこがすごいなと思うんですよね。あの主人公って、なんか安っぽい不良じゃないですか。ああいう軽い役って、舘ひろしも岩城滉一もできないですよね。
哀川 あぁ(笑)。ただ、今までいろんな役をやってきて、元に戻んなくちゃいけないと思った時期があったんですね。チンピラから始めて、頭、幹部、組長ときたら、もうその先がないじゃないですか。そしたら、またドチンピラみたいな役が来て、やってみたら意外とおもしろかったんですよ。だから、そうやってグルグルグルグル、自分の中で回ってるような感じもしますね。