番犬役を期待されていたハスキー、宝石店を武装強盗が襲う模擬訓練中、完全スルーで眠り続ける
credit:LovelyFakeDog
タイの宝石店で、地元の警察署主導の元、強盗が来た時に備えての模擬訓練が行われた。この宝石店のオーナは、ラッキーという名のメスのハスキーを飼っている。店が営業中は常にオーナーと共に店内にいるいわば番犬だ。きっと活躍してくれることだろう。
さあ、訓練が始まった。強盗に扮した警官はオーナーに銃を突きつけ、現金を出すよう要求した。ところがハスキーは...
強盗が入ってきてから出ていくまで、ずっと店の入り口近くで眠りこけていたのだ。
・強盗襲来シミュレーション中、ずっと寝ていたハスキー
その時の様子をとらえた監視カメラ映像がFacebookでシェアされると、ラッキーが強盗役を完全にスルーして眠り続ける姿が話題を呼んだ。
ラッキーにとって番犬とは、怪しいものがきたら吠えることではなく、ただ店にいるだけの簡単なお仕事と思っていたのかもしれない。
店主であるワラワット・ロムワナウォンさんが、強盗役の警官に銃をつきつけられ、脅迫されても知らんぷり

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現金を奪われ、逃げ去っていこうが知らんぷり。強盗役が真横を通ったのに、まったく動じずに横たわり、眠り続けていた。

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ワラワットさんはラッキーが大活躍をしてくれることを期待していたのだが、これにはがっかりというよりも、むしろマイペースすぎるラッキーに思わず笑ってしまったという。
・これは訓練だから。本当ならばきっと活躍してくれるはず
ワラワットさんによると、ラッキーは人間の言葉を理解していて、普段は従順で、何かお願いするとそれに応えてくれる頭の良い犬だという。
この強盗シミュレーションの時、ワラワットさんはラッキーに助けるよう命じることをしなかった。また、強盗役の警官は普段から顔見知りだったことから、ラッキーは危機感をもたなかったのではないかと弁護している。
ラッキーはもともと路上をさ迷っていた野良犬で、7年前にワラワットさんが保護した。動物病院に連れて行ったところ、ダニ媒介性疾患と肉芽腫を患っていたが治療を経て健康状態を取り戻した。
ワラワットさんは、路上で辛い思いをしていた犬に「これからは幸運に満ちた新しい生活を始めてほしい」という願いを込めて、ラッキーと名付けた。

ラッキーは一日の大半をワラワットさんと共に宝石店で過ごすが、誰かに餌をもらったりやさしくしてもらった記憶があるのか、ワラワットさんがラッキーを発見したコンビニ店の前にでかけることもあるという。
番犬としてかっこいいところを見せることはできなかったが、逆にこのゆるさがうけて、今やラッキーは街で人気のアイドル犬となったそうだ。
ワラワットさんの願い通り、ラッキーは幸せな犬になれてよかったね。
References:Adorable Husky Guard Dog Sleeps Through Staged Armed Robbery in a Jewelry Store in Thailand / written by parumo