コロナ禍で「リモハラ」が多発! 訴えられないための決め手とは? (2/2ページ)
■部下の気持ちを「見える化」する部下ノート
そこで、望月さんがお薦めするのが「部下ノート」です。
望月さんが、人事評価システムを提供する「あしたのチーム」創業者の髙橋恭介氏との共著で出版した『1万人の部下をぐんぐん成長させたすごいノート術 部下ノート』(アスコム刊)によると、部下との関係性を改善するために必要なのは、部下ノートを使った「小さな観察」とのこと。
自分が発した言葉に対して、部下がどう反応したのか。少しでも気になる点があれば、1日1行でいいのでノートに書きます。それを続けることで、部下の状況が「見える化」されるのです。

人間は見ているつもりでも、「印象」で判断していることが多いと望月さんは語ります。リモートではなかった当時に「これくらい言っても大丈夫」だったので、その印象を引きずったまま接して部下の気持ちが離れてしまう恐れもあるのです。
そして大事なのは、上司自身が接し方をアップデートさせること。不安があれば、今までのアプローチを変えてみたら、上手くいくこともあります。望月さんによると、部下ノートを使って指導内容を少しずつ軌道修正することで、「リモハラ」に関する悩みのほとんどは消えるといいます。
部下ノートは、上司の指導力向上が見込まれるため、パワハラ・リモハラ対策になるだけではなく、仕事の効率化や生産性アップにも有効。残業時間の削減や、販売力向上などの成果に結び付けている企業も多数あります。
特にリモートワークは、プライベートとの切り替えが難しく、生産性が落ちる傾向が見受けられます。望月さんによると、部下ノートを活用して、リモート前と後で生産性を変わらず維持しているケースもあるとのこと。

部下ノートの記入例
1日1行で誰でも続けられる部下ノートですが、効果的な書き方にはコツがあります。テレワークの働き方にもやもやしている。そんな人は『1万人の部下をぐんぐん成長させたすごいノート術 部下ノート』を一読してみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)