「寿司の国」は現地で差別発言? ドイツのアジア人差別の実態は、レジの人に怒鳴られた人も (2/2ページ)
別の30代の日本人女性はコロナ禍以前、レストランで順番待ちをしている時にアジア人という理由で、店員が自分たちより後ろに並んでいたドイツ人を先に通したという。先に並んでいると店員に主張したが「アジア人よりドイツ人が優先」と言われたそうだ。日本人女性によると、こういったケースはまれだというが、主張したことでさらに店員の気を悪くさせたのか、かなり狭い席に通され屈辱的で不快な思いを味わったそう。
また相手に悪気はないものの、差別を感じたという人もいる。20代の日本人男性は、「20代のドイツ人の友人が韓国人を表現するときに、指で目をつり上げるポーズをした」と明かす。ただ、ドイツ人の友人に悪気はなく、アジア人の特徴を示して分かりやすく自分に伝えたかっただけではないかと分析する。日本人男性によると、「日本人が外国人をほめる意味で『鼻が高い』と言うのと同じ感覚」ではないかといい、だからこそ「日本人が外国人の外見の特徴をほめる意味で言うことも差別につながりかねないから注意すべき。小顔と言われて傷つく外国人もいる」と話す。
「BTS」のことを「くだらないウイルスだ」と表現したラジオパーソナリティは謝罪声明を発表し、「寿司の国」発言をした解説者は番組を降板した。日本人が思っている以上に彼らの発言は現地では深刻な差別だと捉えられているようだ。