1960年代にフランスが行った核実験のしっぺ返しか?放射線を含んだサハラ砂漠の砂塵で赤く染まる (2/3ページ)

カラパイア



 遥かに離れた場所での核爆発から60年もたってなお、いまだに放射線がまき散らされていることを考えると、フランスのせいでサハラ砂漠がいかに長い間、放射性物質に汚染されてしまっていたかを思い知らされる。


Signals from the sky! Huge dust storm turns the sky of France to red color ! Lyon

 スペイン、カナリア諸島にあるラグーナ大学のペドロ・サラザール=カルバロ氏はこう語る。

カナリア諸島では、サラハ砂漠から飛んできた砂はカリマと呼ばれます。この砂には放射性物質、カリウム40とセシウム137が含まれていることがあります。カリウム40は、鉱物の中に自然に存在するものですが、セシウム137はフランスの核実験によるものです


フランスの核実験「ジェルボアーズ・ブルー」

・放射性物質を帯びた砂漠の砂の影響は?

 2020年に、空港が閉鎖され、大勢の乗客が足止めをくらうほどの強い砂嵐が吹いた。カルバロ氏の研究所は、この嵐で飛んできた砂の中に存在する放射性物質のレベルについての研究を発表した。そのとき、カリウム40とセシウム137の値が高かったことがわかった。

 カルバロ氏は、このレベルなら安全だとしているが、研究室は引き続き数値の観測を続け、原子力安全委員会に報告している。
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