戦って戦って戦い抜いて散っていった、新選組 鬼の副長・土方歳三の魅力4選

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戦って戦って戦い抜いて散っていった、新選組 鬼の副長・土方歳三の魅力4選

時代を動かした脱藩浪士の坂本龍馬、幕府を倒して新しい時代を作った薩摩藩や長州藩、時の流れを止めようと必死で戦った幕府軍側の会津藩や新選組。

さまざまな思いが交差した幕末。

その中でも特に新選組の鬼の副長 土方歳三(ひじかたとしぞう)が貫いた男気や、隊士に慕われたリーダーシップなど、彼の魅力を4つ紹介します。

今の世の中でも心をつかんで離さない彼の魅力はどこにあるのでしょうか?

魅力①鬼の副長としての統率力

土方が鬼の副長と言われた背景には、隊を統率する方法として隊にとっての「嫌われ役」をあえて自らが引き受けたことがあります。鬼の副長とよばれたゆえんでしょう。

局長である近藤自らに手を汚させるのではなく、副長の土方が粛清や拷問を行うことによって、局長の下隊を一つにまとめあげようとしたのです。烏合の衆をまとめあげるため古くからの同志であった山南などにも粛清を実行したことから、例外は一切認めない厳しさがうかがい知れます。

魅力②土方の別の顔

鬼の副長と言われた土方には別の顔がありました
それは「発句」をたしなむロマンチックな一面です。

「知れば迷い知らねば迷わぬ恋の道」は、土方が詠んだ有名な一句。

「恋を知ってしまったから迷い、知らなかったらこんなに迷わなかったのに」というような意味です。土方はモテモテだったらしいのですが、鬼の副長と呼ばれた男がこの句を詠んだというのが驚きです。

また「白牡丹 月夜月夜に 染めてほし」こんな句も詠んでいます。
月夜の情景が思い浮かぶようなロマンチックな句です。
土方はこのような別の顔を持つことで自分の中のバランスをとっていたのかもしれませんね。

魅力③隊士に慕われた魅力

近藤勇亡き後、土方は北を目指し隊士とともに北海道の函館まで戦い抜きます。函館五稜郭での野戦を戦っていた頃の土方は、隊士に母のような慈愛をもって接していたと伝えられています。鬼の副長は影をひそめ、リーダーとして多くの隊士に慕われていました。

近藤局長が亡くなり鬼の副長の役目は必要なくなったため、このころの隊士にとっては土方がまさに局長だったのでしょう。

魅力④最後まで戦い抜いた男気

「よしや身は蝦夷が島辺に朽ちぬとも魂は東(あずま)の君やまもらむ」。これが辞世の句と言われています。*諸説があります。

この句からも降伏する意思はなかったのでしょう。土方歳三はなぜ戦って戦って戦い抜いて降伏を拒んだのでしょうか?

一番の理由は近藤勇への思いでしょう。

再起をかけ流山で近藤を出頭させたが、結局捕縛され斬首された無念が大きかったのかもしれません。あるいは自分だけのうのうと生き残るわけにはいかないという思いもあったかもしれません。

旧幕府軍の幹部で唯一最後まで降伏せず戦死した土方は「武士よりも武士らしく」幕末を駆け抜け、決めた道をブレずに貫き通す強い信念がありました。それは鬼の副長と言われていた時も隊士に慕われていた時も変わることがありませんでした。

鬼の副長 土方歳三の男気にあふれる魅力4選を紹介しました。いつでもリーダーや参謀としての強い信念があり突き進む行動力が伴なっていたことがわかります。

生き急いだ生涯でしたが、今もなおその魅力は多くの人々の心をつかんで離しません。

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