日本の“外見いじり文化”に対し「怖くなった」の声も 渡辺直美を使った不適切演出、ドイツではどう捉えられた? (2/2ページ)
日本では日常でも親しくなればなるほど外見についていじってくる人や自虐で笑いを取ろうとする人もいて「他人の価値を下げたり、自分で自分の価値を下げることで笑いを生もうとしていることがショックだったし、それで笑っている日本人を見た時もショックだった」と話す。
さらに日本に長期滞在した人だけではなく短期の旅行で日本を訪れた人も、容姿いじりの場面に遭遇したという。日本に旅行した30代のドイツ人女性は、ホテルで何気なくテレビをつけたところ、言葉は分からないものの女性が外見について何か言われ、周りが笑っている場面を見て衝撃を受けたそうだ。このドイツ人女性は、「私が親だったら、体型や見た目など、人と違うことは個性でいいことだと教えるのに、それを日本では面白おかしく捉えようとしていた。個性を生かすと言う面ではいいのかもしれないが、こんなことがテレビ起こっていてはいじめが確実に助長されると怖くなった。日本の文化はもっと進んでいると思ったのに」と話す。
海外から見ると、日本のいじりは時代遅れとも言えそうだ。渡辺への侮辱発言が広く報道されたことをきっかけに、日本人一人ひとりがいじりについて深く考えることになればいいだろう。