真っ青なザリガニも、茹でると赤くなるらしい 一体なぜ?鳥羽水族館に聞いた (2/2ページ)
」
このマロンは、なぜ青いのだろう?
「元々マロンというザリガニは、褐色または黒い個体が多い。そもそもなぜ『ブルーマロン』と呼ばれる青い個体が生まれたのかは分からない。
現在は、現地で遺伝的に掛け合わせるなどして、青い個体を殖やしているのではないかと思われます」(担当者)

ザリガニコーナー(写真提供:鳥羽水族館)
そしてこの真っ青なマロンも、確かに茹でると赤くなるという。なぜか?
「マロンを含め、ザリガニの殻にはアスタキサンチンという赤・橙色の色素成分が含まれているが、普段は、タンパク質と結合しているため赤・橙色を発現していません。
熱を加えることで、アスタキサンチンとタンパク質の結合が分解され、アスタキサンチンの下の色である赤い色が発現します」
鳥羽水族館は、「青いザリガニを茹でてみた」というYouTube動画も公開している

鳥羽水族館YouTubeのスクリーンショット
ところで、マロンは美味しいのか? と聞いてみた。「当館職員は食べたことがないので分かりません。現地のオーストラリアでは、食用としても養殖されているようなので、おいしいのかもしれません」という返事だった。
鳥羽水族館からは、ザリガニコーナーには、他にもニホンザリガニやアメリカザリガニが暮らしているので、ご来館の際には足を運んでいただききたい、とのこと。また、春の企画展「にゅるにゅるトゲトゲ生物の謎」も開催中だという(5月9日まで)。