定年引き上げでも安心!70歳まで現役で働くための「オカズ・汁物・調理法」

日刊大衆

画像はイメージです
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 “人生100年時代”と呼ばれる令和の日本。60歳から65歳、70歳へ定年を引き上げる企業も増える中で、現役で働き続けるためには、どうすればいいのか。

 そこで『週刊大衆』は、各分野の専門家に話を聞き、心と体の元気をキープする“11の心得”を発見した!

 4月1日から施行される改正高年齢者雇用安定法。「これまで65歳までの雇用確保が事業主の義務となっていましたが、今回の改正で、希望者は70歳まで働けるようにする努力義務が企業に課されることになりました」(全国紙社会部記者)

 加速する高齢化社会に対応した法改正だが、こうなると、70歳まで働き抜く体力と気力が必要になる。

 東京医科歯科大学名誉教授で、81歳の今も現役バリバリの医学博士・藤田紘一郎氏は、日々の食事の重要性を力説する。

「実は私、50代半ばまで“好きな物を好きなだけ食べる”という食生活でした。40代までは大丈夫だったんですが、50代になると、血糖値や血圧などが軒並み赤信号に。あの食生活を続けていれば、この年まで、とても仕事を続けられなかったと思います」

 これではいかんと、藤田氏は食生活を大改造。特に力を入れたのが、「炭水化物の大幅カット」と、「腸を健康にする」食事だった。

「腸を健康にするには、食物繊維と乳酸菌など腸の善玉菌を増やす食材が有効。食物繊維は、心筋梗塞のリスクや血中コレステロール値を下げ、食後の血糖値の急上昇も抑えます。また、善玉菌は体に必要な栄養素を作るなどして、体全体の調子を上げてくれます」(健康雑誌記者)

 具体的に何を食べればいいのか。前出の藤田氏が解説する。

「食物繊維が多い野菜を多く食べ、善玉菌を増やす納豆や、みそなどの発酵食品も心がけて食べるようにしたいですね。実は、こうした腸にいい食べ物は、納豆、漬け物、おひたしなどの“ちょっとした小鉢や副菜”に多い。栄養を補う意味でも、小鉢料理を一品加えることは大切だと思います」

■老化を最小限に食い止めるために、野菜の皮まで食べよう

 さらに毎食、具だくさんのみそ汁やスープを欠かさないようにしたという。

「みそ汁やスープは野菜が多く食べられ、汁に食材の栄養が溶け込みます。また、体を温めて免疫力も高めます。私は、骨つき鶏肉のスープを毎朝欠かさず飲んでいます」(前同)

 また、70歳まで働くには、老化を最小限に食い止め、若さを保つことも大切だ。

『体に効く食べもの事典』(主婦の友社)などの食材関係の著書を持つ、薬剤師の田村哲彦氏(『タムラ薬局』経営)が言う。

「細胞の老化に関与する活性酸素を抑えるのは、食べ物に含まれる抗酸化成分。これは、食べ物特有の色や香り、渋みや苦みなどに多く含まれています。色鮮やかで香りも良い食材を食べるようにしてください。なお、抗酸化成分は食品の皮の部分に多く含まれます。ナスやゴボウなどは、皮をむかない調理法で食べたほうがいいでしょう」

 また、中高年は肉や魚などをあまり食べなくなり、タンパク質や脂質が不足している人が多い。これらは細胞の若返りに必須の栄養素。肉や魚は、意識的に食べるようにしたい。

「魚の脂質も、年とともに劣化する血管や脳の健康を保つには大切です。魚の脂質はEPAやDHAなどですが、血管をきれいにして脳を活性化させてくれます。なお、EPAやDHAは、朝に摂取したほうが、より効果的に吸収できるという研究報告もあります。夜よりも、朝に焼きシャケやシラスなどを食べるのが、オススメです」(前同)

 また、藤田氏は、「60代は食べ物で体と頭の若さを保てる年代」と力説。日々の食事で、70歳まで戦える肉体を作っていきたい。

 3月29日発売の『週刊大衆』4月12日号では、70歳まで現役でいるための無理なく続けられる運動を紹介している。

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