車の部品を盗もうとした男、車の下敷きになって死亡 急増するコンバータの盗難被害で不安の声も (2/3ページ)

リアルライブ

特にハイブリッド車のコンバータは、排気ガスによる汚染が少ないため、高値がつくようだ。その中でも、初期のプリウスは、貴金属の含有量が多く、特に狙われやすいという。

 ​強盗犯の男を捕まえたのは“雪”? 間抜けな犯人が連行されるまでの一部始終を被害者が撮影​​​

 アメリカでは、触媒コンバータ(以下コンバータ)の盗難が急増している。全米保険犯罪局の2021年3月9日の発表によると、2019年にアメリカで発生したコンバータの盗難件数は、月平均282件。2020年2月頃から盗難件数が増え始め、同年12月には2347件と、前年平均と比較して約8倍近い件数が報告されている。新型コロナの影響で、投機マネーが有事に強いとされる貴金属に流れ、価格が高騰したのも要因だ。盗まれたコンバータは、1つ当たり5千円から2万8千円ほどで業者に売れるという。取り出し作業も簡単で、慣れた人なら5分もかからないそうだ。

 その手軽さから、コンバータを盗もうとする人が増える一方で、失敗する人も後を絶たない。2020年1月31日付の「BBC」によると、イギリス・スウィンドン市で、イギリス車・ボクスホールアストラのコンバータを盗もうと、夜中に車屋に忍び込んだ当時38歳の男が、車の下敷きになって死亡した状態で発見された。

 ほかにも、アメリカ・カンザスシティで、コンバータを盗もうとプリウスの下に潜り込んだ男が車に押しつぶされてしまい助けを呼び、通行人が助け出そうとしたが間に合わずに死亡した2020年2月21日付の「KCTV5」の報道がある。どちらの事故も、作業途中にジャッキが外れてしまったと考えられる事故だ。

 今後、ハイブリット車の人気が高い日本でも、触媒コンバータの盗難被害が増えるかもしれない。防犯対策をするなど、用心するに越したことはないだろう。

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