血税73億円のムダ遣い!?「オリパラアプリ」海外観客受け入れナシで大失敗か (2/2ページ)
もちろん、実現すれば、の話ではありますが……」(前出・記者)
そんな背景もあり、ほかのシステムと比べ破格な開発費が使われたというわけだが、とはいえ、海外からの観客受け入れが見送られた今、この「オリパラアプリ」はどうなってしまうのだろうか。
「実は観客受け入れ断念が発表される3日前の17日、予算委員会で伊藤孝恵参議院議員がズバリ、その点を尋ねたところ、答弁に立った加藤勝信官房長官は『(オリパラの)開催を契機に開発を進めておりますが、我が国に訪れる選手、スタッフ、関係者にも活用いただくことをまずは想定をしております』としながら『他方、必ずしもオリパラ向け用途に限定しているのではなく、日本に入国される方向けに、入国に係る様々な手続きを一つのシステムで一体的に管理することとしている』と発言しています。つまり、オリパラ以外でも出入国の際に活用する価値は十分にあるのだと……。ただ、民間企業の技術者に言わせると、実に高度な連携を要するシステムのため、通常であれば開発までには本来なら3年程度はかかる、という意見もあり、それを突貫作業で、となると、COCOAの二の舞となることは必至といった意見も少なくありません」(前出・記者)
報道を受け、SNS上でも《聖火リレーが始まったというのに、まだ開発中っておかしいだろ?》《開催日までに間に合っても運用してみて不具合が見つかることは火を見るより明らか!金をドブに捨てたも同然だ!》といった批判が噴出している。
菅内閣がデジタル改革に期待を込め、誕生させたデジタル庁だが、この先も混迷を極めることは必至。お荷物にならないよう願いたいものだ。
(灯倫太郎)