「パチンコCM」が10年ぶりに解禁も、内情はなんとも世知辛かった!? (2/2ページ)
また自粛の間にメディア環境も変化、メーカーもより具体的なファン層に刺さるターゲットマーケティングでネットやプロモーションビデオに注力しているので、費用対効果を見極めた上でのCM出稿になるでしょう」(前出・ジャーナリスト)
また、それでも多くのCMを打つ体力がある企業とそうでない企業の差が大きく開いて、生き残り競争がますます激化するのではという見方もあるという。その辺りの事情はホールも同じで、CMを打った台は当然人気が出て高額になるので、高い台をたくさん仕入れることができるホールとそうでないホールの格差が表れて、ますます寡占化するのではないかとも見られているという。
だから、もしかしたらある意味でCM解禁は業界全体が縮小しかねないパンドラの箱なのかもしれない。
ちなみに解禁の通達には日工組が昨年10月に制定した「自主基準」を遵守することが求められていて、その基準によれば、宣伝文言の内容や字体、のめり込み防止標語の表示が定められていたり、午前5〜9時と午後5〜9時までのCMは不可とされているとか。
一見して明るい話題かと思いきや、なんとも世知辛い話になってしまうようなのだ。
(猫間滋)