歴史上稀有な長州の天才・吉田松陰の功績と心に突き刺さる名言【前編】 (2/2ページ)
そして28歳の時、日米修好通商条約を結んだことに激怒した吉田松陰は、老中の首座である間部詮勝の暗殺を計画しましたが、結局未遂に終わります。
翌年、有名な安政の大獄で儒学者の梅田雲浜が捕縛されると、面会したことがあるなどの疑いで江戸に送還され投獄。
無罪で放免となるはずでしたが、間部詮勝暗殺計画を進んで告白。これによって死罪が確定し、伝馬町老屋敷で執行されました。こうして吉田松陰はわずか29年の生涯を閉じたのです。
弟子に向けて残したある言葉
吉田松陰は死の間際まで自分の信念を曲げることなく、とにかく行動を起こす人物だったようです。この信念を吉田松陰は弟子達に向けてある言葉にして残しています。
「諸君、狂いたまえ」
この言葉のみを聞くと少し恐ろしい印象ですが、本当はその前に説明があります。
「狂愚まことに愛すべし、才良まことにおそるべし 諸君、狂いたまえ」
まるで狂っていると思われるような情熱で常識外れの行動を起こす人間は愛する存在であり、理屈のみで行動しなくなることが最も恐ろしい、諸君、まず情熱をもって行動せよという意味です。
まさに、吉田松陰の生き方そのものを表した言葉ですね。
まとめ前編では、吉田松陰の人物像と弟子達に残した言葉を紹介いたしました。
一見すれば破天荒で常軌を逸していると思われそうなエピソードや言葉でしたが、その実は自分の信念に真っすぐに行動する人物だったことがわかります。
吉田松陰の信念と行動については賛否両論だと思いますが、頭で考えるより行動に移すことが大事というのは、現代を生きる私たちも見習うべきものです。
この他にも、吉田松陰は数か多くの名言やエピソードを私達に残しています。
後編では、吉田松陰の功績と心に突き刺さる名言を紹介します。
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