これが「小祝さくら」のマル秘伝説だ!(1)人呼んで「スイングマシーン」 (2/2ページ)
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この選択には、中継していた解説者を含め一同、驚愕していました」
結果、1オンとはいかなかったが、首位に並ぶバーディーを獲得。さすが「スイングマシーン」である。
【2】勝敗を左右する攻撃的な「決断力」
優勝を引き寄せたドライバーの選択について、ゴルフライターが耳打ちする。
「帯同したキャディーは、どのクラブを選択するのか最後まで決められなかったそうです。首位グループを1打差で追う展開でしたが、刻んで無難にパーを取る選択肢もあった。ですが小祝は『バーディーを狙いたい』と、ドライバーを握る決断をした。あまりにもリスクの大きい選択に、キャディーは肝を冷やしたそうです」
こうした攻撃的な決断力も小祝の武器であり、続く16番ホールもバーディーを奪い、首位に浮上した。
「一緒に回っていた淺井咲希(22)は、最終日の折り返し時点で10アンダーの首位でしたが、小祝の追い上げによるプレッシャーにやられたのか、最後は3アンダーで20位タイにまで順位を下げてしまった。終盤、表情がこわばる選手ばかりの中、小祝だけは終始ニコニコ。まるで弥勒菩薩を見ているような穏やかさがありました」(宮崎氏)
小祝のトレードマークである「ほほえみ」も、ライバル勢にとっては重圧になるのかもしれない。
【3】勤勉な理論派でコースを徹底攻略
見た目はのほほーんとしている小祝だが、実は理論派の顔を隠し持っている。
「とにかく引き出しの多い選手です。天気や芝生の状況に応じて、クラブの持ち方やフォームなど、七変化させることができる。先の開幕戦では、わざと60ヤードの距離が残るように、セカンドショットを刻むテクニックを見せる場面もありました。原英莉花や笹生優花(19)のように300ヤード近く飛ばすパワーがない分、戦略を立ててショットを決める術に長けています」(ゴルフライター)
計画的なコースマネジメントには当然、下準備も欠かせない。
「小祝のコースメモには、文字がビッシリ書き込まれています。ラフやグリーンの芝生の具合や傾斜に至るまで、とにかく細かい。キャディーに丸投げする選手もいる中、みずからデータを収集する勤勉な一面があるんです」(スポーツ紙記者)
小祝の開幕戦は、総飛距離の平均が259ヤード。出場選手の中でトップ20にも入らなかったが、飛距離を稼げなくても優勝した裏には、こうした地道な作業があったわけだ。