ビジネスは綺麗事ではすまされない。一部の企業はブラック上司を故意に雇っていることが明らかに(米研究) (2/3ページ)

photo by iStock
・倫理的でないことが評価されて出世する人がいる
この研究では、3つの実験を行っている。そのうちの1つでは、実際に企業の幹部や採用担当者たちに、候補者の人をまとめる能力を評価してもらった。
するとダークパーソナリティを持つ候補者の能力の中で、そうでない候補者よりも高く評価されたのは唯一、倫理的でないことでも実行してしまう能力だけだったのだ。
重要なポジションに採用されたのだから、その人は自己PR能力や対人スキルが高かったり、あるいはいかにも頼れそうな人材だったりするのだろうと思うかもしれないが、じつはそうではないのである。

photo by Pixabay
・結果至上主義、目的のためには手段を択ばず
企業が利益を拡大する必要があると感じているとき、その役割はダークパーソナリティを持つ人間に与えられる可能性が高い。
たとえ管理能力や対人スキルが優れた人材がいたとしても、その人の昇進は見送られてしまう。その結果、上司には性格の悪い人間ばかりになる。
ブラックな性格の人間は強いリーダーというイメージに当てはまる、だから副産物として上司にはひどい人間が多くなる。こんな意見もあるが、セイベルト氏に言わせれば、それは副産物でもなんでもないのだそうだ。その下についた部下はたまったもんじゃない。