ウイグル巡る中国の不買運動のウラに、愛国心を煽る「便乗値上げ」の実態 (2/2ページ)

Asagei Biz

それが中国という国の昔からのやり方なんです」

 尖閣諸島国有化の際には、日本企業も「不買運動」の標的になったこともあるが、実は、中国政府が「外圧」を理由に、頻繁に外資系企業の不買運動を示唆するのは、もう一つの狙いがあるという。それが、国内製品の需要拡大だというのだ。

「外資系企業の不買運動が起こると、SNS上では必ず『いまこそ国内メーカーの商品を購入しよう!』といった呼びかけが起こります。つまり、愛国心を利用して、国を挙げて国産ブランドに目を向けるようアピールするんですね。ところが、そうなると、ここぞとばかりに、と便乗値上げに走る業者が急増する。結果、先月までの価格が平気で1.5倍くらい高くになったりして、マインドが外資系ブランドに戻ってしまう……それの繰り返しなんですね。ですから、中国に進出する外資はそのあたりも踏まえて、中国人と付き合い、運営していかなければなりません。気苦労が絶えないはずです」
 
 さて、今回の不買運動の行方は……。

(灯倫太郎)

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