MCIを知っていますか? 医師や専門家が警鐘を鳴らす「プレ認知症」のサイン (2/2ページ)
ここでは本の中から一部を紹介しましょう。
■「脳のゴミ」を取り除く! 最新研究でわかったロスマリン酸の効果日本人の認知症患者の約6割を占めるのが「アルツハイマー型認知症」です。
そして、アルツハイマー型認知症の原因の多くは「脳のゴミ=余計なたんぱく質」が脳にたまることであると、近年の研究でわかっています。
「脳のゴミ」を溜めないためには、食生活の改善がとても大切です。
おすすめは、ポリフェノールを積極的に摂取すること。ポリフェノールは植物に含まれる成分で、体の酸化を防いだり、血流を改善したりと、生活習慣病の予防に役立つと考えられています。
代表的なものには、アントシアニン(ブルーベリー・ビルベリー)、カテキン(緑茶)、イソフラボン(大豆)などがありますが、認知症予防で特に期待されているのが、スペアミントなどのハーブに含まれるロスマリン酸です。
角谷さんによると、ロスマリン酸はアルツハイマー病の原因になるたんぱく質の凝集(固まること)を防ぐことが、動物を使った実験で確認されたそうです。
■家族と生涯穏やかに暮らすために角谷さんがこの本を書いたのは、若い頃に祖母が認知症になり、とても悲しい思いをしたことが根底にあるといいます。
「家族との記憶、思い出、愛情が消えてしまう。これほど悲しいことはありません」(角谷さん)
認知症は介護する人の精神的な負担によって、家族の関係さえ壊してしまうこともあります。
最後まで家族と穏やかに暮らすためにも「年のせい」「年をとったら仕方ない」なんて思わずに、できることから認知症予防に取り組んでいきたいですね。
(新刊JP編集部)