阪神・マルテにまさかの退団説が浮上? 迫りくる大物助っ人の合流、矢野監督の決断次第でチームは暗転か (2/2ページ)
確かに、阪神は外国人選手が活躍した年は強い。もっとも、チームが好調なので入れ替えを急ぐべきではないとの声も多く聞かれたが、プロ野球チームも“会社組織”である。矢野監督の意見が通るとは限らないのだ。
「両打ちのメル・ロハス・ジュニアに注目が集まっています。昨季、韓国プロ野球界で本塁打、打点の二冠王になりましたが、『スイッチヒッターの長距離タイプはよほどのことがない限り、どの米球団も絶対に手放さない』と言うんです。致命的な弱点があるのではないか、と」(プロ野球解説者)
メル・ロハス・ジュニアは父、大叔父もメジャーリーガーという野球一家に育っており、2017年WBC大会にも出場している。その素晴らしい経歴の持ち主が、なぜ、日本球界まで流れてきたのか、首を傾げる関係者も出始めた。
阪神は自信を持って獲得したが、「弱点」が本当にあるのだとすれば、早く分かった方が良い。前評判通りなら、独走態勢も夢ではないのだが…。
「マルテは昨年もチャンスに恵まれませんでした。二軍降格となったら、自分から退団を申し出るかもしれませんし、パ・リーグの球団がトレードを申し込んでくるかもしれません」(前出・在阪記者)
メル・ロハス・ジュニアたちを一軍に合流させるタイミングが難しい。調整不足だとすれば、彼らがチームにブレーキをかけてしまう危険性もある。好調な滑り出しを見せたが、矢野監督の悩みは尽きない。(スポーツライター・飯山満)