小栗有以「AKB48の次世代センター」が頭角を現したきっかけは?【アイドルセンター論】

日刊大衆

※画像はAKB48『52nd Single「Teacher Teacher」<Type A>通常盤』より
※画像はAKB48『52nd Single「Teacher Teacher」<Type A>通常盤』より

なぜ彼女たちは「センター」に立ったのか⁉
アイドルセンター論
AKB48 小栗有以(前編)

 渡辺麻友指原莉乃など前線で活躍していたメンバーが卒業し、グループとしても過渡期を迎えているAKB48。過去の伝統を受け継ぎつつも、新陳代謝図ることが現在のグループには求められていると言えるだろう。今回のアイドルセンター論では次世代センターとして大いに期待されている次世代エース小栗有以を取り上げたい。

 2014年に「AKB48 Team 8 全国一斉オーディション」に合格し、チーム8の東京都代表となった小栗。チーム8はAKB48のコンセプトとは異なる「会いに行くアイドル」を志向しているグループとして誕生し、オーディションでは各都道府県から1名ずつ選出される。

 小栗はその東京都の代表として活動を開始した。基本的には「会いに行けるアイドル」をコンセプトにしているAKB48にとって、このチーム8のプロジェクトは新機軸として注目された。

 47人のメンバー有する大きなチームにおいて、小栗は当初から目立つポジションだったわけではなく、2014年7月に発表されたチーム8初のオリジナル曲『47の素敵な街へ』でも彼女は後ろの立ち位置となっていた。

 その状況に変化が現れ始めたのが、2016年8月に開催された「第2回れなっち総選挙」。ねなっちこと加藤玲奈によって、小栗はセンターに選ばれたのだ。その結果、46thシングル『ハイテンション』のカップリング曲『ハッピーエンド』でセンターを務めた小栗は、「2万年に1人の美少女」としてグループ内で存在感を高めていった。

 これをきっかけに『シュートサイン』『願い事の持ち腐れ』『11月のアンクレット』『ジャーバージャ』とAKB48の表題曲で選抜入りを果たすようになると、52ndシングル『Teacher Teacher』では初のセンターに抜擢。チーム8としても初のセンター抜擢でもあり、小栗は次世代センターとして大きな期待を集めた。

 とはいえ、唐突なセンター抜擢ではなく、2017年1月に自身初のソロコンサート「新春!チーム8祭り~小栗有以の乱~」の開催や、2018年3月にファッション誌『LARME』(徳間書店)のレギュラーモデルに抜擢されるなど、個人としての活躍の場を広げていたところだった。

 同年に開催されたテレビドラマ『マジムリ学園』(日本テレビ系)では初主演、舞台版『マジムリ学園』でも岡田奈々とともにW主演を務めるなど、女優としても存在感を発揮。インドネシアのポカリスエットのCMキャラクターにも抜擢されると、WEB上で公開されたMVが短期間で再生回数1000万回を突破し、海外でもその人気は加速度に高めていった。

 世界8都市の48グループのエースが参戦した2019年末の『第70回 NHK紅白歌合戦』(NHK)では、世界を引っ提げて小栗がセンターに立ち『恋するフォーチュンクッキー』を歌唱。グループの次世代エースとして確固たる地位を築いていることを証明していた。

 今や多くのメディアで次世代エースとして取り上げられている小栗。もはや次世代ですらないのかもしれない。その活躍は現エースとしての存在感を放っている。後編では彼女の渡辺麻友から継承された王道アイドル性について考えていきたい。

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