社会人1年目 何ができれば合格ライン? (2/2ページ)
どんなことでも、相手の先回りするように行動してみましょう。
打ち合わせの場所に、相手よりも先に行っているのも先回りですし、相手が挨拶するよりも先にこちらから挨拶することもそう。営業に行くことになったら、相手先担当者についてできるかぎりの情報を入れておくことも先回りです。
上司に会議用の書類コピーを頼まれたら、単純にコピーするだけでなく、一人分ずつまとめてそれぞれの席においておくことも、一種の先回りです。この「先回りグセ」がつけば、新人として「合格」どころか「かなりすごい新人」かもしれません。
■「一生懸命」「できるかぎり」はもうやめよう組織を導いたり、人をまとめたりする立場であれば、抽象的な理念を語るべき時もありますが、入社初年度の新人にはそういう場面はほとんどないはず。上司や先輩に何かを説明する時は、できるだけ具体的に、数値化できるものは数値化して説明しましょう。
といっても、難しいことは特にありません。
「一生懸命~します」「できるかぎり~します」といった言葉をやめて「1日15件営業に回ります」などと、数字を使って表現するだけです。
そして、言ったことは実践してみて、できなかったらなぜできなかったかを考える。そしてできるようになる方法を考える。仕事は基本的にこのプロセスの繰り返しです。だから早いところ身につけてしまいましょう。これもできていたら、新人としてはほとんど非の打ちどころがないのではないでしょうか。
◇
新人として、上司や先輩の期待に応えることは、決して難しいことではありません。だけどもっと大切なことは、新人のうちに、その後成長していくための下地を作っておくこと。本書ではそのためにやるべきことや身につけておくべき習慣、心構えについて解説しています。
新人時代の取り組みでその後の人生がすべて決まるわけではありませんが、早いうちに社内での自分の評価を確立させておくと、後々の仕事が圧倒的にやりやすくなるのは確かです。そのためにも有意義な新人時代を送りたいところ。本書はその助けになってくれるはずです。
(新刊JP編集部)