"まん防"どこ吹く風!「路上飲み」で急性アル中増加の実態 (2/2ページ)

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つまり、ベースが出来ているのでどうしても飲み方が早くなり、そのぶん量も多くなる。そうなれば、当然、酔いも早くなるというわけです。しかも、寒ければ『もうそろそろお開きに』となりますが、夜でも温かく、『閉店です!』と追い出されることもないため、どうしても宴会が長くなってしまうんです。なかには少し寝かせておけば回復するだろうと、放置してしまうケースもあり、慌てて救急車を、というパターンも増えているといいます」(前出・記者)

 最近でこそ少なくなったものの、以前は大学生が部活やサークル、イベントの歓迎会などで泥酔し、死亡事故が続出したこともある。

「その多くが急性アルコール中毒で、意識がなくなり、寝ていると思っていたら、既に死亡していたというものですが、死因の多くは、吐いたものがのどに詰まった窒息死。シラフなら相手の変化にも気付けるでしょうが、酔っているとどうしても危険信号を察知するのが遅くなる。つまり、路上飲みはコロナの感染だけでなく、急性アルコール中毒の危険もはらんでいるということです」(前出・記者)

 19日、大阪府の吉村洋文知事は国に対し「緊急事態宣言の要請」を決定。東京都もこれに続く構えだが、不要不急の外出を控えるよう要請される中、たまには外で飲みたい気持ちは誰にもあるはず。ただ、ストレス発散のつもりが、思わぬリスクを引き起こすこともあることは、胆に銘じるべきだ。

(灯倫太郎)

*写真はイメージです

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