フェイクニュースにも種類がある。誤報と偽情報と捏造の違い (3/4ページ)
ことの発端は、2015年に米ミズーリ州ファーガソンで起きたマイケル・ブラウン射殺事件だ。18歳の黒人青年が白人警官によって射殺されたことで、人種間の対立が激化。ファーガソンから160キロ離れたミズーリ大学でも、大学の対応に不満を抱いた黒人学生による抗議活動が起きた。
この出来事は、世間から大きな注目を集めたが、その中にロシアの関係者もいた。
まもなくロシア人ハッカーによって作られた「#PrayforMizzou(ミズーリ大学のために祈ろう)」というハッシュタグ付きで、白人至上主義団体KKKが警察と結託して黒人学生を狙っていると警告するツイートが流れるようになった。
またフェイスブックには、ミズーリ大学の図書館前で燃えさかる白い十字架の写真が掲載された。
さらに、顔があざだらけになった黒人の子供の写真入りで、警察とKKKによって「弟がボコボコにされた! 気をつけろ!」というツイートまで投稿された(なお、この投稿主は、過去にもシリア難民について噂を流したことがあるロシア人であることが判明している)。
ネット上にはさまざまなフェイクが混在している。