「アイドルの名曲」総選挙BEST30(1)斉藤由貴「卒業」で付け足された名フレーズ (2/2ページ)
「ぶりっ子だった聖子ちゃんカットもショートにして、大人の歌手の階段を昇った1曲。それまで男の子のファンで占められていた聖子が同性にも好かれる歌手になった名曲です」(前出・合田氏)
そして3位は、松本伊代のデビュー曲「センチメンタル・ジャーニー」を選んだ。元「ジャズ批評」編集長で、音楽評論家の原田和典氏が分析。
「鼻にかかった低く細めの声と、50~60年代のアメリカン・ポップス)を思わせる軽快な曲調が絶妙な相性を示す。『伊代はまだ16だから』と、歌手自身の下の名前と年齢を同時に盛り込んだ歌詞は、今なお掟破り」
当時、NHKの歌番組では該当するフレーズを歌えなかったが、革新性という点で評価できる。そして4位は、森高千里の「私がオバさんになっても」(92年)だ。前出・原田氏が魅力を語る。
「詞世界はキャロル・キングの『ウィル・ユー・スティル・ラヴ・ミー・トゥモロウ』やビートルズの『ホエン・アイム・シックスティ・フォー』などにも通じる普遍的なものだが、それが森高自身の手にかかると、レトリックなど眼中にない的なストレートな言葉遣いで表現され、こんなに新鮮に。作詞家・森高はアイドルソングの新たな次元を開きました」
超ミニの太腿もしっかりと目に焼きついている。