巨人のスター選手がコーチの決断に激怒「こんなチームじゃなかった」 現役引退の引き金に?大久保氏が理不尽エピソードを明かし反響 (1/2ページ)

リアルライブ

大久保博元氏
大久保博元氏

 野球解説者の大久保博元氏(元楽天監督)が5日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。巨人・原辰徳(現巨人監督)にまつわる秘話を明かした。

 今回の動画で大久保氏は、現役・巨人時代(1992-1995)の先輩・吉村禎章(現巨人一軍作戦コーチ)との思い出をテーマにトーク。その中で、大久保氏自身がコーチから不可解な二軍落ちを告げられた際、吉村氏と共に当時選手の原が激怒したという話を語った。

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 1995年シーズン中のある名古屋での試合後、原、吉村と共に食事に行く約束をしていたという大久保氏。試合後に遠征先のホテルでシャワーを浴びようとしていたところ、突然部屋を訪ねてきた山倉和博コーチ(当時)から「明日からファームに行ってくれ」と二軍落ちを告げられたという。

 この日の試合では出場機会がなかったが、前カードの阪神戦で大久保氏はホームランを放っていたという。納得がいかなかったため二軍落ちの理由を聞くと、山倉コーチが「体にキレがない」などとあいまいな説明しかしなかったため口論になったという。

 口論の末に二軍落ちを受け入れた直後、原から「デーブ(大久保氏の愛称)どうしたの?(俺の)部屋集合だよ?」と電話がかかってきたという。すぐに原の部屋に向かい、先に部屋に入っていた吉村と原に「明日からファームって言われて、今から荷物出しとかしなきゃいけないんでご飯行けないんです」と謝罪したという。

 すると、大久保氏の言葉を聞いた原は「デーブ悔しいな。こんなチームじゃなかったんだ我が巨人軍は」と明確な理由なく二軍落ちを決断した山倉コーチに激怒しつつ、「お前が何を頑張ってるか俺は分かってるよ。(だから)こらえてくれ」と大久保氏を激励。また、吉村も「耐える時は耐えなきゃしょうがないぞ。必ずいい巨人軍に俺たちがするから、(今は)耐えてファームに行け」と言葉をかけてくれたという。

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