コロナ地獄「国民憤激五輪」強行の悪夢(2)選手村クラスターの可能性 (2/2ページ)
その極め付きが、5月の「緊急事態宣言」延長である。
「五輪をやりたいがために3度目の緊急事態宣言を発出し、これまた愚の骨頂で、バッハ会長の来日に合わせて期間を5月11日までに設定したものの、当然ながら見通しの甘さで延長となった。ゴールデンウイーク中に観光地が混雑していたのも『茶番に付き合ってられるか』という一般市民からのメッセージですよ」(大会組織委関係者)
大会に関わる身内までもが、そうホンネを吐き捨てるほどだ。五輪強行の副作用は計り知れない。
「どの大会でも問題行動を起こすアスリートは少なからずいます。選手村への隔離に我慢できず、外国人選手が盛り場でドンチャン騒ぎするのは見慣れた光景です。出先でコロナに感染し、選手村でクラスターが発生すれば、その時点で大会の継続は危ぶまれるでしょう」(スポーツ紙デスク)
仮に選手村で陽性者が出た場合、どのような対応が必要となるのか。倉持院長が語る。
「迅速なPCRおよびCT検査、そして隔離に経過観察と、必要医療を速やかに受けられる体制が求められます。また重症化した場合には、本国への搬送が可能かなど、事前に選手たちとの契約が必要ではないでしょうか」
はたして、不測の事態も想定した準備が整っての開催となるというのか。
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