レストランには高齢者ばかり? 距離感など気の緩みに心配の声も、ドイツのワクチン接種遅れが批判されない理由 (2/2ページ)

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 またレストラン以外でも高齢者の気の緩みを懸念する声は多い。コロナが流行する前は知らない人同士でも道ですれ違うと声をかけ合ったり短い会話を交わすことがあったが、流行してからそういった光景はほぼなくなった。しかしここ数週間で、高齢者へのワクチン接種が完了したからか、特に高齢者から話しかけられる機会が多いという。とある在独日本人は「70代くらいの女性が距離を空けずに世間話をしてきて驚いた。ワクチン接種が進む前は高齢者側から距離を取るように言われたこともあったのに」と話し、高齢者に安心感が生まれていると推測する。なお、ドイツでは公共交通機関やスーパーの中など決められた場所ではマスクの着用が定められているが、それ以外の場所では義務ではないため、外にいるときはマスクをしていない人が多い。前出の女性は「ドイツ人は外でマスクはほとんどしていないけど、マスクをせずに近い距離で話しかけられたのも気になった」と明かす。

 また別の在独日本人は1歳の子どもを連れて散歩中に70代と思われる高齢女性に話しかけられ、子どもの手を握られたと話す。高齢者はワクチンを接種していると思われるため必要以上に心配はしなかったが、若者はまだ距離を取って話すことが多いため「ギャップに驚く」そうだ。

 ドイツはワクチン接種にあたり、日本ほど混乱はないようだ。一部高齢者の気の緩みを心配する声もあるが、そういった声は今後、全成人のワクチン接種が可能になっていくことで解消されることだろう。
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