世界の福本豊 プロ野球“足攻爆談!”「佐藤輝よ、第二の坂本にはなるな!」 (2/2ページ)

Asagei Biz

それを「闘志あふれるプレー」とか「ガッツ」や「気迫」と称賛する実況アナウンサーも反省しないといけない。テレビで見ている野球少年も、ヘッドスライディングすると褒めてもらえると勘違いしてしまうよ。プロは子供たちの本当の模範となるプレーをしないといけない。

 王さんの一本足打法やイチローの振り子打法がちびっ子にマネされたように、今は柳田のようにややアッパー気味に振り抜くスイングがマネされている。それと同じようにヘッドスライディングまでマネされたら大ケガのもと。少年野球の指導者も注意してほしい。

 気になるのは、阪神のドラフト1位ルーキーの佐藤輝明も派手なヘッドスライディングが多いこと。9日のDeNA戦でもサンズの二塁打で一塁から生還。ホームにヘッドスライディングして「激走」とテレビや新聞でたたえられた。でも僕から言わしたら、頭から滑る必要は全くなかった。最後まで足を動かさず横着しただけ。しっかり足から滑ってほしい。

 イチローも僕と一緒で、ヘッドスライディングやダイビングキャッチはしなかった。佐藤も「ケガをしないいいプレー」を心がけてほしい。ヘッドスライディングは高校で野球をやめる子の最後だけで十分。スーパースターの階段を着実に上っている佐藤がケガで離脱となったら、ファンはガッカリする。僕もステイホームの楽しみがなくなってしまうよ。

福本豊(ふくもと・ゆたか):1968年に阪急に入団し、通算2543安打、1065盗塁。引退後はオリックスと阪神で打撃コーチ、2軍監督などを歴任。2002年、野球殿堂入り。現在はサンテレビ、ABCラジオ、スポーツ報知で解説。

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