つまずく人多数! 駆け出しマネジャーが向き合う課題と仕事の進め方 (2/2ページ)

新刊JP

(1)部下育成
(2)目標咀嚼
(3)政治交渉
(4)多様な人材活用
(5)意思決定
(6)マインド維持
(7)プレマネバランス

もちろん、すべての課題を背負い込むわけではないが、マネジャーになるプロセスの中で遭遇する率の高いものたちである。

たとえば「部下育成」。マネジャーにとって当たり前の仕事と考える人も多いだろうが、最初から育成の原理を知っていることはそう多くない。自分が上司から受けてきた追い詰め型教育を再生産してしまい、チームに悪影響を与えてしまうということもありえる。

中原氏は部下育成の原理について、「リスクをとって部下に仕事を任せ、適切なタイミングでフィードバックすること」と述べている。そのリスクは能力より少し高めの仕事を割り振ることで生じる。そういう仕事を部下に任せつつ、振り返りを促しながら、能力を向上させていくことが原理にのっとった部下の育て方になるのだ。

 ◇

この7つの挑戦課題を軸に、マネジャーとして成長していくための方法が書かれている本書。社会が激変し、一時代前よりマネジメントが難しくなっているのは確かだろう。苦しいこと、悩んでしまうこと、迷うこと、さまざまなことが降りかかってくるはずだ。ただ、その道は他のマネジャーも歩いていたりする。

本書ではさまざまなマネジャーの先輩たちが登場し、どんな経験をしてきたのか、どう乗り越えたのかが書かれている。その中にあなたが抱えている悩みの解決策が見つかるかもしれない。悩み多きマネジャーは一読する価値のある一冊だ。

(金井元貴/新刊JP編集部)

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