死んだように数週間眠りに落ちる。村人を襲った奇妙な症状「スリーピー・ホロウ」とは?(カザフスタン) (2/3ページ)
Sleepy Hollow, Kazakhstan: A mysterious sleeping disease plagues inhabitants of a small village
・当初原因は不明のまま。猫にまで症状が
ずっとこの謎は解明されなかった。村はソ連崩壊後に閉鎖されたウラン鉱山の近くにあるため、それが原因ではないかと疑われたが、村人の家を調べたところ、危険なレベルの放射線は検出されなかった。
アルコールの影響や、集団ヒステリーではないかと考える者もいたが、それ以上詳しく調べられることはなかった。
この症状はあらゆる年代層に現れていて、何度も発症する人や、目覚めたときの記憶障害や激しい頭痛を訴える人もいた。マルキという名の猫にまで影響が出た。
「マルキは、やたらニャーニャー鳴きながら、まるで気がふれたように自ら壁やキャビネットに体当たりを繰り返しました」2015年、飼い主のエレーナ・ザフォロンカヴァは語った。猫をベランダに出すと、今度はそこにいた犬に突進し始めたという。
「マルキは午前中に突然眠りに落ちると、人間のようにいびきをかき始めました。エサをちらつかせても、なんの反応も示しません。目覚めても、まるで無気力で、椅子の上に飛びあがることすらできませんでした」
猫が集団ヒステリーを起こしたり、ウォッカ中毒になる話は聞いたことがない。