マイクロブラッドサイエンス、新型コロナウイルスワクチン接種後のSARS-CoV-2に対する中和抗体の有無を確認する検出キットの輸入を決定

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株式会社マイクロブラッドサイエンスのプレスリリース画像
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マイクロブラッドサイエンス(所在地:東京都千代田区 代表取締役:大竹 圭)は提携先である中国のヴァゼム社が開発した、新型コロナワクチン接種後、または新型コロナウイルス感染症に罹患した後、回復された方に対して行う新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する中和能を有する抗体の有無を簡易的に確認する為の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)RBD Protein IgG 検出キットの輸入を決定いたしました。

現在政府主導の元、新型コロナウイルス感染症による死亡者や重症者の発生をできる限り減らし、結果として新型コロナウイルス感染症のまん延の防止を図る事を目的とし、新型コロナワクチン接種を開始しております。
参考
https://www.mhlw.go.jp/content/000744273.pdf

新型コロナウイルスは、ウイルス表面にあるスパイクがヒト細胞上の受容体であるACE2に結合することで細胞に感染します。中和抗体によりスパイク-ACE2の相互作用が阻害されると、ウイルスはヒト細胞に感染できなくなります。
従って、スパイク-ACE2相互作用の阻害の程度は、検体中のSARS-CoV-2に対する抗体の中和活性の指標となります。
試薬中のスパイク抗原としては、ACE2との結合領域であるRBDを使用しています。

今回当社が本キットの輸入を決めた経緯としましては、ワクチン接種後に体内で作られる中和能を有する抗体の有無を確認する事が本キットの使用により確認ができる為、コロナ禍前の日常を取り戻す為に中和能を有する抗体の有無を調べる事はとても有用だと考え本キットの輸入開始を始める事としました。

本キットは
・ワクチンを接種したけど、中和能を有する抗体が体内にできたか確認しておきたい方
・無症状であったが、もしかして感染歴があり中和能を有する抗体を持っているかもしれない方
・感染後、しっかり中和能を有する抗体ができているかを確認したい方
などの方に使用していただく事を想定しております。

【中和抗体とは】
新型コロナウイルスや細菌などが体内に侵入すると、感染を防御するための手段のひとつとして、ウイルスに対して多数の抗体が作られます。 その中でも、ウイルスの活性に重要な部位に結合してその機能を阻害し、ウイルスを不活化する能力を有する抗体を中和抗体と呼びます。 新型コロナウイルスなどのワクチン接種した後、中和抗体は体内で作られます。

一度抗体ができれば免疫には記憶という機能があるため、たとえ抗体が減少しても同じ抗原が入ってくれば必ず反応は初回より迅速になると考えられます。ですから2回目は重症化しにくくなると考えられます。

本検出キット内容物
テストカートリッジ:20個 / 1箱
試薬:20個(展開液用 個別包装)
スポイト:20本

検出キット概要
・製品名:SARS-CoV-2 RBD Protein IgG Detection Kit(Colloidal Gold-Based)
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)RBD Protein IgG 検出キット(和訳)
・製造元:​Vazyme Biotech Co.,Ltd.
・検査技術:イムノクロマトグラフィー法
・使用検体:血清、血漿、全血検体
・判定は検体、試薬滴下後:15分
・国内販売元:株式会社マイクロブラッドサイエンス

※本キットは、研究用製品となり医薬品医療機器等法に基づく体外診断用医薬品ではありません。また、本製品は新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する中和能を有する抗体の有無を調べる検査であり、新型コロナウイルス感染症への感染の有無には使用できません。
※本製品を用いた検査は、診断や治療を目的とすることができません。


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