大坂なおみも公表した「うつ」 「うつは伝染する」は本当か (2/2ページ)
薬でうつの症状を抑えることはできるが、それは「人間の内側で生じるもの」という、うつの一要素にアプローチしているに過ぎない。症状は抑えられても、解決にはならないのだ。
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では、社会としてうつの蔓延にどう取り組んでいくべきか、というのが本書の主題である。社会という言葉が漠然と感じられるなら、「組織」でも「学校」でも「家庭」でもいい。ある集団のなかに抑うつ状態になったメンバーがいたら、どのように接していけばいいのか、うつが集団の中に蔓延しないためには何が必要なのか。そして、自分が抑うつ状態にあると感じたら、それをどう考えて、自分の行動をどう変えていけばいいのか。
あらためてうつに注目が集まっている今、本書は必読だ。
(新刊JP編集部)