意外と呑気な後方部隊?「関ヶ原合戦図屛風」のいちばん左上にポツンとあるのは誰の陣? (2/6ページ)
「関ヶ原合戦図屏風」より。決戦の舞台から遠く後方の「山中 臺」とは?
位置的には石田三成(いしだ みつなり)率いる西軍なのでしょうが、山中という苗字の武将はいたのでしょうか。そもそも、決戦の舞台から遠く離れたこんなところで、いったい何をしているのでしょうか。
意外と呑気な後方部隊……結論から先に言いますと、この山中臺とは武将の人名ではなく「やまなかだい(臺は台の旧字)」という地名で、西軍の武将・大谷吉継(おおたに よしつぐ)が前日まで陣を張っていた跡地なのだそうです。
そう言われてみれば、右下に陣を進めている大谷義隆(大谷吉継)も黒地に石餅紋の旗指物を使っていますね。