温暖化が問題なら地球の軌道を変えたらよくね?とアメリカの議員。実際にそれは可能なのか?その影響は? (3/5ページ)

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 こうしてどうにか目標を達成できたとしても、そのせいで困ったことになる。それは爆発自体が地球を熱してしまうことだ。本来の目的は地球を冷却することなのに、かえって熱くなってしまうのでは本末転倒だ。
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・小惑星でフライバイする方法
 もう少し過激さを抑えた方法として、小惑星や彗星といった天体のエネルギーを利用するアイデアも紹介されている。

 NASAの探査機などが惑星をフライバイ(接近通過)してその軌道エネルギーを拝借するのと同じやり方だ。

 だがこれも地球を動かすには力が足りない。理論天体物理学者イーサン・シーゲル氏によれば、小惑星帯の総質量は地球の0.05~0.06%しかないのだという。そのために小惑星帯の質量をすべて利用してフライバイを実行したとしても、必要な距離の4分の1程度しか地球は動かない。

 しかもこの場合、たった1つでも小惑星が地球に衝突してしまえば、かつて恐竜を絶滅させたような大惨事を引き起こしかねない。温暖化を防ぐために人類が絶滅したのでは(人類的には)まずいだろう。
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・月と地球の重力を切り離す方法
 地球には月という相棒がいる。それは素晴らしい絆かもしれないが、互いを縛り付けてもいる。人類存亡の危機にその絆を優先するわけにもいくまい。
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